有名なフランス映画だが、観たのは今日が初めて
変な親に育てられ、学校へも通わず、友達のいない少女アメリは、モンマルトルのカフェで働きながら、彼女独特の「空想の世界」を作って生きている
ひょんなきっかけからアメリは、
周囲にいる人たちの人生に密かに影響を与える
という不思議な趣味に入り込んでいく
そのドタバタが、ブラックユーモア的で、パリらしく少しオシャレで、ほのぼのしている
その背後にあるメッセージは、フランス映画によくある
la vie est merveilleuse(人生は素晴らしい)
で、彼女から影響を受けた周囲の人たちは、みんな少しずつ幸せになっていく
そして彼女も不器用ながら恋人を見つけ、二人でバイクに乗ってパリの街を疾走する場面で映画は終わる
この、バイクでパリの街を疾走するシーンは印象に残る
私の大好きな映画「パリでかくれんぼ」でも似たシーンがあった(こっちは一人でバイク便の配達だが)
映画の中で歌う ENZO ENZO も印象的で、私はファンになった
映画「アメリ」は2001年の作品だが、ミュージカルになったりして、その後もいろいろ話題が尽きない作品
来月(2023年11月)には日本全国で、デジタルリマスター版が再上映らしい
この映画にも、モロッコ出身の移民(八百屋の店員)が登場して、パリの下町で貧しくひっそりと生きている
移民があふれて暴動を起こしている最近の殺伐としたパリとは別世界
日本でも埼玉県川口市で、クルド人が騒ぎを起こしたりしているから他人事ではない
(^_^;)
▲映画「パリでかくれんぼ」 バイクで疾走するナタリー・リシェール
▲ ENZO ENZO ▼
▲全然関係ないけど、かわいいビダルちゃん
▲移民が暴動を起こしている最近の殺伐としたパリ(2023年7月)