「音楽の父」と呼ばれるドイツの音楽家、バッハ(1685~1750年)が筆写した楽譜が新たに見 つかった。
バッハ資料財団が6日、東部ワイセンフェルスで発表した。
カトリックのミサ曲を書き写したもので、プロテスタントのバッハが、カトリックの教会 音楽の影響を強く受けていたことを示す貴重な資料としている。
発表によると、バッハが筆写したのは、イタリアの作曲家フランチェスコ・ガスパリーニの「ミサ・カノニカ」。
ワイセンフェルスにある作曲家ハインリヒ・シュッツの記念館で今年4月に見つかった。
財団は使われた紙やインク、筆跡を分析した結果、1740年にバッハ本人が書いたものと断定。
計30枚あり、保存状態は極めて良好という。
バッハはライプチヒのプロテスタントの教会を拠点に活動していた。
2013年ライプツィヒ バッハ音楽祭
2013年6月14日から10日間 恒例のバッハ音楽祭が「音楽の街ライプツィヒ」で開催されます。
テーマは「キリストの生涯」。日本ではなかなか聴く事の出来ない大バッハの作品を第一線で活躍しているミュージシャンの演奏でお楽しみ下さい。
主な出演者を挙げるとジョン・エリオット・ガーディナー、トレバー・ピノック、アンドレアス・シュタイアー,ゲヴァントハウス管弦楽団、トーマス合唱団、フライブルク・バロック・オーケストラ 等、日本でも著名な指揮者、演奏団体が、名を連ねます。