新宿タイムズアベニュー

 

東京都は18日、新宿警察署(東京都・新宿区)前の青梅街道上り線側に、新たに新宿歩行者専用道第2号線(以下、タイムズアベニュー)の出入口を設置し、4月25日11:00から供用開始すると発表した。

タイムズアベニューは、東京都庁第1本庁舎から新宿区道、青梅街道を経て小田急ハルク前へ至る延長1,010メートルの地下歩道。

新宿駅周辺と西新宿地区を結ぶ地下歩道ネットワークの一部を形成している。

 

新宿歩行者専用道第2号線ネットワーク概要図

このうち、2号線2期区間において、新宿警察署前の青梅街道上り線側に、新たにエレベーターを併設した出入口を設置。

同区間の利便性の向上を図るとともに、バリアフリー化を進める。

事業費は約6.5億円。供用開始日時は25日11:00。

左:地下歩道構内 エレベーター、右:地上出入口

都は、タイムズアベニューについて、「安全・安心・快適」に回遊できる歩行空間として順次整備を進めているとのこと。

 

にぎわう新宿 副都心線効果

20130415-689294-1-L 東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まってから16日で1か月になる。

副都心線・新宿三丁目駅(新宿高校前)や、みなとみらい線・元町・中華街駅(横浜市中区)が乗降客数を伸ばす一方、東武東上線・川越駅(埼玉県川越市)など埼玉県側の集客効果は今ひとつで、明暗が分かれている。

 

改札前に、伊勢丹新宿店の地下売り場がある新宿三丁目駅(新宿高校前)。

横浜市神奈川区から来た主婦(62)は「電車は混雑しているけど、渋谷で乗り換えなくてよくなったので便利」、東京都目黒区の主婦(37)も「新宿に来る回数が増えた」と話した。

東京メトロによると、相互直通開始後、今月7日までの新宿三丁目駅(新宿高校前)の1日平均乗降客数(速報値)は、開始前と比べて平日で4割増、休日になると7割増えた。

JR渋谷―新宿駅間を利用していた通勤・通学者が副都心線に移行したり、駅周辺の百貨店などへ向かう買い物客が増えたりしたためとみられる。

伊勢丹新宿店は、3月の改装オープンに合わせ、東急東横線の自由が丘駅や田園調布駅周辺をターゲットに新聞の折り込みチラシを配布。

相互直通の効果もあり、3月の売り上げは前年同月比2割増になった。

 

横浜も好調だ。横浜高速鉄道によると、東横線と直通運転している「みなとみらい線」元町・中華街駅の3月16~31日の乗降客数は、前年同期比20・6%増の約82万6000人となった。

横浜エリアで乗り降り自由の企画切符を販売している西武鉄道によると「目標の倍を超す売り上げ」という。

 

ただ、埼玉県側が苦戦している。

小江戸情緒を売りにする川越市では、3月30日から恒例の春まつりが開かれているが、「観光客がさほど増えた印象はない」(川越市観光課)。

東武鉄道によると、川越駅の3月16~31日の1日平均乗降客数は、前年同期比で4%増にとどまった。

川越市の田中三喜雄・観光課長は大型連休に期待を寄せ、「渋谷や自由が丘でのPRも検討したい」と話した。

 

新しい歌舞伎座オープン4/2

 

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4月2日に開場する新しい歌舞伎座が報道陣に公開されました。

歌舞伎座の周辺ではすでに開場ムードが盛り上がっています。

フランスのフォションは歌舞伎座の幕をモチーフにした「エクレールカブキ」を期間限定で販売し、一時間で完売。歌舞伎座の前にある群馬県のアンテナショップ「ぐんま総合情報センター」では、開場にあわせて松竹とコラボレーションした歌舞伎衣装のぐんまちゃんグッズを配布し、集客を狙います。

新しい歌舞伎座には、オフィスタワーが併設されました。すでにニコニコ動画を運営するドワンゴなど7割の入居が決まっています。松竹の竹中雅人常務は「年商40億円見込んでいる。その収益が松竹全体の映画や演劇の製作・興行に大きな役割を果たす」と強調しました。

銀座でオフィスや店舗を中心に扱う「サンフロンティア不動産 銀座店」では歌舞伎座タワー竣工を見越しての問い合わせが増え、銀座エリアでの今年度テナントの成約率は前年比2倍だといいます。

物件を紹介され去年の10月にオープンした「レストランG&V」は、オフィスからのOL客を狙い出店しました。これまでの3,000円近くのコース料理に加えて先月から1,575円のランチメニューを始め、オフィスからの客に備えます。

 

ご祝儀相場で 景気が良くなるか (^_^;)

 

 

世紀のお練り 歌舞伎役者ら 総勢120人!

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新しい歌舞伎座(東京・銀座)が3年の建て替え工事を経て再開場するのを記念し、27日午前、おひざ元・銀座の中央通りで、紋付き袴(はかま)姿の歌舞伎 俳優63人を含む総勢約120人が約400メートルにわたり練り歩いた。

地元の中央区などによる記念パレード「GINZA 花道」で、銀座では初という歌 舞伎俳優による「世紀のお練り」を一目見ようと、雨模様にもかかわらず、沿道は人垣で埋め尽くされた。

出発地点では日本俳優協会会長の人間国宝坂田藤十郎さんが

「400年の歴史を持つ歌舞伎の新しいページが開かれようとしている。新しい歌舞伎座をご後援たまわりますようお願い申し上げます」

とあいさつ。

威勢のいい木遣(きや)りに続き、中村時蔵さんをはじめ中村福助さんや市川染五郎さん、市川猿之助さん、尾上菊之助さん、市川海老蔵さん、中村勘九郎さん、中村七之助さん、市川中車さんらが晴れやかな笑顔で歩き出すと、ひいきの役者の屋号を叫ぶ大向こうの声が飛び交った。

通りに面したビルの窓にもパレードを見下ろす人々がびっしり並びガラス越しに手を振った。

同日午後からは歌舞伎座で、祝儀の舞踊「寿式三番叟(さんばそう)」などによる開場式が開かれる。

歌舞伎俳優がそろう28日の「古式顔寄せ手打(てうち)式」を経て4月2日、1年に及ぶこけら落とし興行の幕が上がる。

 

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大阪のナンバに けして新しくはないけど

 ←「新歌舞伎座」 があるので

「新しい歌舞伎座」 と呼びマス  (^_^;)

 

名称に「新」を入れると 後々困ります

(例) 新日鉄 新丸ビル 国立新美術館

 

アートフェア G-tokyo 2013

 

3月23日・24日の2日間

六本木・東京ミッドタウン

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Gーtokyo 2013 実行委員会は、今年で4回目を迎えるアートフェア「G-tokyo 2013」を、3月23日・24日の2日間、六本木・東京ミッドタウンにて開催する。

「G-tokyo」は、日本のアートシーンをけん引するトップギャラリーのみが出展する現代アートフェアとして2010年に誕生。今年度も、「G-tokyo」のために制作された新作をはじめ、数多くの作品が展示されるという。

_今回は、昨年のラグジュアリーブランドとのコラボレーションが記憶に新しい、草間彌生氏の大型立体作品が、国内フェア初登場。

さらに、名和晃平氏のほか、昨年ヒューゴ・ボス賞を受賞したベトナム生まれのアーティストDanh Vo(ダン・フォー)氏、フリーズ・アートフェアの チケットブースをデザインして話題となったMatthew Darbyshire(マシュー・ダービシャー)氏などが紹介される。

なお、会期となる週末には、一夜限りの「六本木アートナイト」も同時開催。イベントに合わせて「G-tokyo 2013」も、初日3月23日(土)の開場時間を深夜0時まで延長するとのこと。

料金は一般1,200円、学生(高・大)1,000円、4歳~中学生600円(当日限り有効)。

Yayoi Kusama 《FlowersThatBloomTomorrow》 2010 F.R.P., metal, urethane paint 190x165x180cm Courtesy Victoria Miro, London and Ota Fine Arts, Tokyo (c)Yayoi Kusama Photography (c)Stephen White

 

小学生の春休みの宿題作品に見えてしまう (^_^;)

 

昭和の新宿

1363921299_photo←表紙写真は昭和43年の新宿三丁目(現在の新宿高校前)

「消えゆく東京の街角」をテーマに写真を撮り続けた故・加藤嶺夫さんの未発表写真を数多く収録した写真全集「昭和の東京1 新宿区」(デコ)が3月7日に刊行され、話題になっている。

加藤さんは1929(昭和4)年東京生まれ。出版社に勤務しながら、東京を散策し、新聞紙上などにルポルタージュを執筆していた。これまでにも昭和の東京を収めた写真集「東京 消えた街角」(河出書房新社)、「東京の消えた風景」(小学館)などを発表してきた。2004年に逝去。2014年に没後10年を迎える。

加藤さんは1966~2000年の間、34年かけて4500枚以上の写真を撮り続けてきたが、発表されたものはわずか数百枚。約4000枚は未発表となっていた。「昭和の東京」と題した同シリーズでは、それらを新宿区、台東区、千代田区、江東区、中央区の5つに分けて編集し、「加藤嶺夫写真全集」の第1期として刊行していく。

同企画を発案した織田桂さんは「加藤さんの長男である万太郎さんご夫婦と知り合ったのがそもそものきっかけ。万太郎さんは自宅に残された大量のネガフィルムを持て余していたようで、加藤さんがたびたび写真を載せていた月刊誌『東京人』にフリー記者として関わっていた私と縁があったことで『ぜひ使ってください』と全ネガフィルムを私に託してくれた」と話す。

織田さんは、当時「東京人」副編集だった鈴木信子さんに相談し、特集号を作ったが、それでも大量のネガフィルムが手元に残り、「いつか本にして発表したいと強く思った」という。いくつかの出版社に企画を持ち込むも、加藤さんがすでに何冊も写真集を出していることなどもあり、「良い反応はもらえなかった」。

そんな中、編集プロダクションで出版社のデコ(千代田区)の高橋社長と十年以上ぶりに再会し、「何か企画はないか」と聞かれ、話したのが加藤さんの大量の写真についてだった。何度も編集会議を重ね、その全てを収めた全集として刊行することになったという。

写真は1区につき200~300枚を収録、全てダブルトーン(2色)印刷で「濃淡豊かに美しく」仕上げられている。「東京論の巨匠」である川本三郎さんと泉麻人さんのダブル監修で、2人の解説・エッセーをはじめ、撮影当時の該当区地図や都電系統図、撮影場所をプロットした現在の地図などを併せて掲載。「新宿区」には、新宿西口商店街(現在の大ガード交差点)や日活オスカーの様子などが収められている。

デコの栗林さんは「すでに新宿区内の書店を中心に、かなり動いている。収録されているのは、ほんの30~40年前の風景だが、今とは全く違うことに驚かされる。写真と今の街角を見比べるのも本書の楽しみ」と話す。

サイズはA5版、160ページ。価格は1,800円。ほか4区は5月以降、隔月で刊行予定。

 

いまも激しく変化する新宿の歴史 (^_^;)