東京都の猪瀬副知事は6日、東京ガス子会社「エネルギーアドバンス」の新宿発電所を視察した。
都庁舎への電力受け入れについて「東京電力の独占体制に風穴を開ける」と述べ、東京電力と契約し12月から3000キロワットの電力を購入する方針を明らかにした。
都は今年度、東京電力から最大9500キロワットの電力供給を受けるが、東京ガスの体制が整い次第、東京ガスの電力を優先的に購入する。
2015年度には、東京ガスからの購入を6000キロワットに増やす方針で、東京電力の供給量は半分以下となる見通しだ。
東京都は、東京ガスの子会社が運営する「新宿発電所(新宿地域冷暖房センター)」から、早ければ年内にも3000キロワット程度、電力供給を受けることに決 めています。
都庁の本庁舎は今月1日の料金値上げに伴い、東京電力と契約する最大電力量を減らしました。
また、必要な電力の3分の1を東京ガスから供給を受けるため、災害時に東京電力が停電しても自家発電と合わせて一定の電力を確保できるとしています。
—————————
東京都の猪瀬直樹副知事は6日、都庁舎(東京・新宿)の使用電力について、12月に東京ガスから調達を始めると明らかにした。
契約は3000キロワットで東京電力との契約電力の約3割に当たる。調達先の分散で電力不足のリスクを減らし、独占の上にあぐらをかいた東京電力の愚劣な値上げに対抗する。
東京ガス子会社で地域冷暖房事業のエネルギーアドバンス(同・港)と、年内にも契約を結ぶ。
同社は都庁舎から南へ約300メートルの場所に新宿発電所を保有している。
そこで発電する電力の一部を供給してもらう。
東京都は2015年度をメドにエネルギーアドバンスとの契約電力を6000キロワットにまで引き上げる考え。
猪瀬副知事は「東京電力の電気料金はまだ上がる恐れがある。東京電力の独占体制に風穴を開けることで、企業体質の改善を促したい」と話した。
現在、都庁舎の使用電力は全量を東京電力と契約している。関連予算の可決を受けて、庁舎と冷暖房施設を結ぶ配線工事を6月にも始める。
ヽ(`Д´)ノ 数十年に一回、大津波が来るエリアで
非常電源の津波対策を怠った愚劣さは言語道断!
独占ほど愚劣なものはないよ!