(^_^;) 大槻さん、熊谷さんから、
わがD組の野地さんが、「ミズノスポーツライター賞」を受賞されたという情報をいただきました。
K組(朝陽27幹事団をこう呼ぶのだそうです)小林さん経由の情報です。
——————————————————–
熊谷です。
マコちゃん(小林誠さん)からメールで、
野地君が、「ミズノスポーツライター賞」を受賞。
「TOKYOオリンピック物語」
ミズノ スポーツライター賞 優秀賞
|
(トロフィー、副賞50万円) |
だそうです。
いいニュースですね。
ご参考まで。
選考理由
東京オリンピックは、我が国で行われたスポーツ大会の中で最大、かつ最もインパクトが大きかったイベントである。本書は、そのオペレーションに深くかか わった先駆者たちの物語である。
この本の主役は日本を代表するクリエーターである故亀倉雄策である。グラフィックデザイナーとして商業デザイン界をリード してきた亀倉にとって東京オリンピックはまさしく踏切板といえる存在だった。
ストーリーの脇を固めるのは、帝国ホテルの村上料理長、日本警備保障(現セコ ム)の創業者である飯田社長、日本IBMのエンジニア竹下亨。そして映画監督の市川崑は準主役という位置づけになる。
ここに描かれる当時の様子は「スポー ツ初めて物語」と称するにふさわしいチャレンジングな人間ドラマである。
亀倉がリーダーシップをとった世界初の大会シンボルマークの制定と公式ポスターの 制作。
デザインマニュアルの作成。ピクトグラムの開発。オンラインによるリザルトの配信。
いづれをとっても、現代においてスポーツイベントの開催にとって 不可欠なものであることに気付かされる。
敗戦からの日本の復興を世界に対してアピールするためのショーケースとしての役目を負っていた東京オリンピックは、新幹線、首都高、モノレールといったイ ンフラの突貫工事を実現させただけでなく、デザインをはじめとする当時のソフトウエアの英知を結集して事に当たる求心力もあったのだ。
2016年のオリン ピック招致に失敗し、再チャレンジの動きが進行するなかで、「TOKYO1964」を知らない若い世代には特に示唆に富む。多くの資料や証言を駆使した叙 述は丁寧で説得力がある好著である。
柳井正
ファーストリテイリング(ユニクロ)
代表取締役会長兼社長 絶賛!
「その時僕は十五歳だった。
格好良くて光り輝く日本の未来を見た。
あのチャレンジ魂と日本復活へのヒントが
この本にはあふれている!」