合唱コンクール

新宿高校 校長 戸田 弘美   新宿折々

 

1月20日(火) 1,2年次生 合唱コンクール
今年も例年どおりの中野ZEROホールで合唱コンクールが行われました。
 今年の合唱コンクールのスローガンは「百歌繚乱」です。たくさんの歌声が花のように舞台一面に咲き誇り、競い合う光景が目に浮かぶ華やかなス ローガンで、期待できます。
今年から、課題曲が学年別という新しい試みが始まりました。1年次生は校歌です。課題曲になったことで皆さんが校歌を数多く 歌ってくれること、美しい響きを大切に歌ってくれることが、私はとても嬉しく、今日の舞台を楽しみにしていました。
また、2年次生の課題曲は「夢みる人」 です。いつもながら、新宿生の選曲の良さに感謝です。フォスターの爽やかなメロディーは、若々しい皆さんの歌声にピッタリです。私もつかの間、観客席で夢 のような時間が過ごせそうです。
皆さんは短期間の「集中と切り替え」で、準備を積み重ねてきたことと思います。さあ、いよいよ開幕です。堂々と胸をはっ て、練習の成果を思い切り見せてください。
 昨年まで、課題曲は1曲に決まっており、1,2年次生全てのクラスが同じ課題曲を歌いました。今年からは上記の巻頭言で書いたように、学年別 課題曲になりました。このことが、今年の合唱コンクールの大きな楽しみの一つでした。
1年次生は課題曲となった校歌を四部合唱で歌いました。合唱になった 校歌はいつもより重厚に感じられて、聴きごたえがありました。今後、毎年、課題曲に校歌を入れることで、式等で歌うときにも美しい響きが聴けることが期待 できて楽しみです。
2年次生は課題曲「夢みる人」をクラスごとに丁寧に美しく歌い上げてくれました。1月の放課後には、校長室の並びの部屋に生徒が集まっ て練習しており、いつも「夢みる人」の歌声が聴こえると、私も口ずさんでいました。
一方で自由曲は1,2年次生それぞれ、クラスの個性や練習の成果が出て おり、皆、充実した内容でした。特に2年次生になるとレベルが高くなり、感心させられました。金賞は2年C組「僕が守る」(カッコ内は自由曲名)、銀賞は 2年A組「Gloria」、銅賞は1年C組「うたをうたうとき」でした。1年次生が銅賞に食い込み、盛り上げてくれました。
さらに音楽部による合唱と、有 志による木管四重奏をアトラクションで聴き、心が澄み渡りました。
最後に、課題曲の校歌と「夢みる人」を全員で合唱しました。生徒の歌声が大きく響き渡 り、会場の皆の心が一つになったような感動がありました。

 

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