2012年7月24日(火)~8月8日(水) 臨海教室(1年次生)
第Ⅰ期 7月24日(火)~27日(金)D・F組(すべて、3泊4日)
第Ⅱ期 7月28日(土)~31日(火)C・H組
第Ⅲ期 8月 1 日(水)~4日(土)E・G組
第Ⅳ期 8月5日(日)~8日(水)A・B組
昨年は、3月に東日本大震災が起こり、その後の諸事情を考慮して、臨海教室を中止にしました。
代替として、本校プールにて「45分間泳」を企画・実施し ました(昨年度の23新宿折々を、ぜひ、ご覧ください)。
今年は、半年以上前から準備を重ね、伝統ある臨海教室を実施することができました。
今年度は、 様々な課題への対応として、以下の3点を改善しました。
①6 月23日(土)1年次生保護者会において、館山市役所の方々(3人)から、館山の海に関する放射能の状況、防災対策について直接、説明をいただき、安全・ 安心面について、保護者の皆様のご理解を得ました。館山市役所には、昨年、校長として情報収集・現地理解のため訪問して以来、放射能の測定結果等を定期的 に報告していただいていました。
②昨年度から、津波等の災害時の避難場所を選定しておきました。
第1日目に、避難場所まで徒歩(約8分程度)で避難する体験訓練を実施しました。
③一昨年度までは遠泳として、沖の島までのコースを行っていましたが、浜から一定の距離での周回コースに変更しました。
私(戸田弘美校長)は、第Ⅰ期と第Ⅱ期に引率しました(副校長が第Ⅲ期と第Ⅳ期)。
各期、先生方は12~14名引率します。
その他、水泳部のOB,OG等が協力して、生徒の指導を熱心に行ってくれました。
3泊4日の生徒の日課、生活が分かりやすいように、第1日目から順に記入します。
第1日 8:30 に新宿高校をバスで出発して11時頃、館山寮到着。
目の前が浜であり、最高の立地条件。
13:30 開校式 館山寮ではテレビ、携帯、エアコンはいっさい禁止。
海での生命の安全を徹底させるため、生活規律がたいへん厳しい。
入寮注意では、生徒に緊張感がみなぎった。
14:10 浜で集合、体操後、いよいよ海へ。別名、「鑑ヶ浦」と呼ばれる、穏やかな海だ。
18:30 (入浴を済ませて)夕食。食事の準備は、当番の生徒が手伝う。その後、レク、就寝。
第2日 6:00 起床
6:30 浜で点呼、体操。海に向かって朝日を浴びるのは、最高に気持ちよい。
9:00海へ(浜から戻り清掃。朝食を済ませて)。
いよいよ、沖出し。隊列を組めば、怖くない。
14:30(昼食、午睡のあと)午後の海へ、。明日の遠泳に備えた小遠泳。
昨日よりハードルが高い。
19:00(夕食のあと)学園祭のうちあわせ・練習のHR クラスごとに盛り上がる。
第3日 8:30(2日目同様のあと) 遠泳 第1グループ 10:30 遠泳 第2グループ
「愛洋」「養勇高礼」(臨海教室の精神)を胸に、
「あいよー」「よーいこーら」と、沖の船に乗船する先生の声が浜に響き渡った。
浜の待機組が、大声で応えた。皆の心が一つになった。
14:30(昼食、午睡のあと)午後の海へ。翌日の泳力測定(新宿独自)の練習。
(夕食のあと)レクリエーションは、グループごとに出し物を披露。遠泳が終わり、リラックス。
第4日 (2日目同様のあと)9:00 海へ、。泳力測定。各自、目標をもって挑戦。
その後、最後の浜遊び。
12:00(昼食後) 閉校式 水泳部、OB,OGには、たいへんお世話になった。感謝。
17:00 新宿駅到着 解散
4期とも、好天に恵まれ、ほとんど計画どおりに水泳練習を行うことができました。泳力、精神面生活規律面にわたり、生徒たちは大きく成長しました。実りある臨海教室でした。
入寮式
船を浜に出す
いざ遠泳開始
配膳当番
新宿高校HPより