▲振袖を着てウレシそうなムスリムの女性たち
日本のイスラム教徒の数は他国と比べると少ないながらも、2010年には11万人だったのが、2019年末には23万人と、過去10年間で2倍以上になっています。
なおそのうち半数は、日本人の改宗者だったそうです。
また、日本国内には110以上のモスクが存在しており、この数も、過去20年ほどで約5倍になっているとの事。
その上で、ムスリムが日本で暮らす上での唯一の問題として、イスラム教では禁止されている火葬の問題に言及。
その点以外では日本はムスリムにとって暮らしやすい国であり、ムスリム移民は日本の治安の良さ、清潔さ、そして機能性を高く評価していると指摘しています。
日本の暮らしについて、水産業に携わるインドネシア出身の男性は、一言
「アンゼン(安全)、アンゼン」
と繰り返し、ビジネスを勉強しに来たウズベキスタン人男性は、
「日本人はとても親切だ」
とした上で、
「イスラム教について否定的な固定観念は沢山ありますが、
直接の体験として、ほとんどの日本人からそれを感じた事はないです。
彼らはイスラム教に対してオープンなのです。
欧米に行くよりも遥かに良いですね」
と回答した事が紹介されています。