ウルトラマン・アーカイブス

円谷プロ、偉大な「ウルトラマン」シリーズを次世代に伝えるための新プロジェクト「ULTRAMAN ARCHIVES」を発表!

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 山潤さん 多摩ファミ定演11/11の準備で大変な中

  情報提供ありがとうございます  (^_^;)

 

円谷プロダクション(以下、円谷プロ)は、「ウルトラマン」シリーズ作品の魅力をより多くの人たちに伝えるための新プロジェクト「ULTRAMAN ARCHIVES(ウルトラマンアーカイブス)」を発表。

2018年10月15日(月)に、発表会を開催した。

今回発表された「ULTRAMAN ARCHIVES」は、数ある「ウルトラマン」シリーズの歴代作品に、新たな角度からスポットライトを当てる新プロジェクト。

当時の資料や制作関係者の証言、現代ならではの視点や有識者による評論を交えた映像、出版、商品化などさまざまな形で新たな魅力を発信し、これまで作品に触れたことのない人にも「ウルトラマン」というコンテンツを楽しんでもらうことを目的とする。

 

 

今回の発表会では、本プロジェクトについて株式会社円谷プロダクション 代表取締役社長・塚越隆行さんと、同社パブリックリレーション部GM・北澤淳子さんが登壇。プレゼンテーションを行った。

まずは塚越社長が登壇。まず「みんなの大好きなULTRAMANをもっと好きになってもらう」「ULTRAMANの魅力をより多くのみなさんにお届けする」「ULTRAMANを日本発、世界規模のブランドに育てる」という今後の目標を提示した後、具体的なプロジェクトとして「ULTRAMAN ARCHIVES」を紹介。

本プロジェクトでは、これまでタイトルごとに紹介されてきた「ウルトラマン」シリーズを、各エピソード単位で、映画のようにひとつひとつ紹介していくという。

現時点では、2018年に「ウルトラQ」より厳選エピソード4タイトル「2020年の挑戦」、「ガラモンの逆襲」、「カネゴンの繭」、「東京氷河期」を皮切りに、2019年以降「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」と、順次「ULTRAMAN ARCHIVES」で紹介していく予定。

その紹介のスタイルも、上映イベント、ビデオグラム販売、出版・書籍、音楽、CLASSIC ARTS(特別商品)など多岐にわたるという。

塚越社長は「次の世代に作ってきたものを伝える。作品はもとより、その裏にあるものを使いながら、新しい客層に見てもらえるチャンスを作りたい」と新たな「ウルトラマン」ファンの発掘に意欲を見せた。

次いで、同社パブリックリレーション部GM・北澤淳子さんが登壇。

具体的なプロジェクトの展開内容を発表した。

プロジェクトの第1弾は、上映&トークイベント「ULTRAMAN ARCHIVES」Premium Theater。

2018年11月17日(土)、イオンシネマ板橋で開催されるこのイベントは、「ウルトラQ」の人気怪獣・ケムール人が登場するエピソード「2020年の挑戦」を上映したのち、初期「ウルトラマン」シリーズを数多く手がけた飯島敏宏監督と「20世紀少年」などで知られる漫画家・浦沢直樹さんをゲストに招いて、スペシャルトークショーを開催するというもの。

オリンピックイヤーである2020年を目前に控えた今、円谷プロの「挑戦」を多角的な視点とともに掘り下げる。

なおこのイベントは、全国のイオンシネマ14劇場でライブビューイング上映される。

2020年の挑戦

ガラモンの逆襲

カネゴンの繭

東京氷河期

さらに、「2020年の挑戦」モノクロ版映像、および2011年に発表された「総天然色ウルトラQ」収録のカラーライズ版映像を収録した「ULTRAMAN ARCHIVES『ウルトラQ』Episode19『2020年の挑戦』」Blu-ray&DVDを2019年2月に発売。

また、フィルムから高解像度でスキャニングした素材を使用したビジュアルブック「ULTRAMAN ARCHIVES VISUAL BOOK 2020年の挑戦」を2018年11月17日に劇場先行発売する(2019年に一般販売)。

そして初期「ウルトラマン」シリーズの怪獣造形にて中心的役割を果たした高山良策さんが、晩年に遺した怪獣モデルを初商品化する「ULTRAMAN ARCHIVES『CLASSIC ARTS』“高山良策怪獣人間」シリーズの発売が決定。

第1弾は、もちろんケムール人。2018年11月17日より受注販売受付がスタートする。

また、「2020年の挑戦」の名場面スチール写真を高い水準までクリアに処理。

そこにケムール人を演じたスーツアクター・古谷敏さんの直筆サインが入った「ULTRAMAN ARCHIVES『CLASSIC ARTS』“直筆サイン入りフレームアート『ケムール人』」も発売。

こちらも2018年11月17日より受注販売受付がスタートする。

そのほか、CDやライブなどで音楽コンテンツの展開なども示唆。

「一過性のものではないと思っているので、さまざまなアイデアを取り込みたい」と今後の展開に意欲を見せた。

最後に北澤さんは「(1980年の「ウルトラマン80」から1996年の「ウルトラマンティガ」まで、「ウルトラマン」シリーズには16年の空白があることから)現在の30代が『ウルトラマン』シリーズを見ていない世代。その世代の人たちに、直接作品に触れてもらうのはハードルが高い。しかし識者の意見、感想なら心に響くのでは」とコメント。

ちょうど「特撮冬の時代」に生まれ育った80年代生まれ世代をはじめ、これまで「ウルトラマン」シリーズに接してこなかった人々に向けてアピールしていくことになる予定だ。

誕生から実に60年以上が経過した「ウルトラマン」シリーズが、次世代に向けてどのようなメッセージを発信していくのかに注目だ。

【イベント情報】

■Premium Theater

・作品︓ウルトラQ 「2020年の挑戦」

・⽇時︓2018年11月17⽇(土)

・内容、会場︓「スペシャルトーク&上映会」/イオンシネマ板橋

「ライブビューイング」/イオンシネマ全国14劇場

※イオンシネマ板橋より全国14劇場へライブビューイング

江別(北海道)・名取(宮城)・浦和美園(埼玉)・幕張新都心(千葉)・

シアタス調布(東京)・港北NT(神奈川)・新百合ヶ丘(神奈川)・⾦沢フォーラス(石川)・

各務原(岐阜)・大高(愛知)・京都桂川(京都)・茨木(大阪)・広島(広島)・福岡(福岡)

・チケット︓イオンシネマ板橋3,000円/他劇場2,000円

11月2⽇(⾦)よりイオンシネマにて発売(インターネット(e席リザーブ)︓0:15〜/劇場窓⼝︓各劇場OPEN時〜)

・作品情報︓ウルトラQ 「2020年の挑戦」監督飯島敏宏、脚本⾦城哲夫/千束北男

・作品概要︓医学の驚異的な発達によって⻑寿となったが、高齢化により⾝体が衰えた宇宙⼈が題材となっており、高度経済成⻑による社会の歪みや⾝体性の喪失がテーマとなった作品。

・飯島敏宏(監督)×浦沢直樹(漫画家)スペシャルトークショー︓「ウルトラQ」「ウルトラマン」など初期ウルトラマンシリーズの数多くの作品で監督を務めた飯島敏宏監督と、代表作「20世紀少年」などで国内外での受賞歴も多数の、漫画家・浦沢直樹さんをゲストに迎えます。

ウルトラマンシリーズの礎を築かれたクリエイターの一⼈である飯島監督と、『ウルトラQ』『ウルトラマン』を初回放送当時6歳でご覧になったご世代で、⽇本を代表するクリエイターである浦沢さんのお二⼈によるスペシャルトークショーを実施します。

【商品情報】

■『ウルトラQ』Episode 19 「2020年の挑戦」Blu-ray & DVD

・発売予定︓2019年2月末予定

・販売予定価格︓4,800円(税別)

・発売元︓円谷プロダクション

・販売元︓ポニーキャニオン

・特徴︓厳選エピソードについての制作スタッフ、キャストによる証言、記録や、各界識者の評論を、本編映像とともに収録した商品シリーズ。『ウルトラQ』より「2020年の挑戦」を、HDリマスターモノクロ版と、2011年にカラーライズされた『総天然色ウルトラQ』(カラー版)で収録。Blu-rayとDVDをセットにした商品です。

※収録内容は同一です

※発売スケジュール等、詳細につきましては、後⽇発表予定です。

■ULTRAMAN ARCHIVES VISUAL BOOK 2020年の挑戦

・発売︓ 2018年11月17⽇(土) 「Premium Theater」会場にて先⾏発売

※2019年一般販売予定

・販売予定価格︓1,019円(税別)

・発⾏、発売元︓円谷プロダクション

・仕様︓36P、A4横型

・特徴

モノクロ・TVシリーズ作品でありながら、劇場映画用と同じ35mmフィルムで撮影した『ウルトラQ』の35mmオリジナルネガから、今回新規に高解像度でスキャニングした素材も使用し、テレビフレームを超える迫⼒のスケールで鮮やかに作品を再現。

ケムール⼈を筆頭に、登場するキャラクターやセットの質感を、より細部まで楽しめるともに、あらためてネガに遡ることで⾒えてきた、「特撮技術」の創意⼯夫が解るカットも収録。


■ULTRAMAN ARCHIVES『CLASSIC ARTS』“高山良策怪獣人形「ケムール⼈」

・CLASSIC ARTS概要︓「ULTRAMAN ARCHIVES」プロジェクトでフィーチャーする厳選エピソードを中心に、作品内に登場する「ヒーロー」「怪獣」「防衛メカ・装備品」などを、「ハイクオリティなアート作品」として商品化。

・製作︓海洋堂

・ 特徴︓高⼭良策⽒が当時制作したが、商品化されなかった原型をもとに初商品化。

同⽒が晩年遺した怪獣モデルの一つ「ケムール⼈・⼈形」の原型を使用して復刻。

高⼭⽒が遺した全7種の怪獣⼈形をシリーズ化。コレクション性も高い逸品。

・発売元︓円谷プロダクション(完全受注生産商品)

・受注開始⽇︓2018年11月17⽇(土)※2019年6月末発送予定

・販売予定価格︓29,800円(税別)

・販売︓円谷プロダクション公式オンラインショップ(http://www.m78-online.net/

 

■ULTRAMAN ARCHIVES『CLASSIC ARTS』“直筆サイン入りフレームアート『ケムール人』

・特徴︓現存するスチール写真を高い水準までクリアに処理。

フレームの一つ一つに裏打ちする、美術館仕様とも言われるハンドメイド⼿法を採用。

幻想的な夜の遊園地で不気味にそびえ⽴つケムール⼈が美しいともいえる名シーンをアートとして捉えた商品。

ケムール⼈を演じたスーツアクター・古谷敏⽒の直筆サインが入った、貴重なフレームアート商品。古谷⽒は後に『ウルトラマン』にてウルトラマンを演じた。

・発売元︓円谷プロダクション(完全受注生産商品)

・受注開始⽇︓2018年11月17⽇(土) ※2019年6月末発送予定

・販売予定価格︓15,000円(税別)

・販売︓円谷プロダクション公式オンラインショップ(http://www.m78-online.net/

 

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