台風21号 大阪直撃 被害甚大

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台風21号の影響で滑走路が浸水した関西国際空港(大阪府)では5日朝、孤立した利用客ら3000人の輸送が始まった。

5日は同空港を発着する全便が欠航し、運用再開は未定という。

関西空港と対岸をつなぐ連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」(2591トン)は、5日未明にタグボート3隻で橋から引き離された。

タンカーが搭載していた船舶自動識別装置(AIS)の記録や運航会社によると、タンカーは3日午後1時半頃にいかりを下ろして関空沖に停泊した。

風が強まった4日昼に動き始め、速度を上げながら後ろ向きに進み、計2・2キロ流された後にぶつかった。衝突直前の速度は時速11・4キロだったという。

乗組員11人は4日夜に全員救出された。乗組員は運航会社に対し「途中からエンジンを始動して回避しようとしたが、止まらなかった」と話しているという。

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