春の訪れとともに、新社会人たちが一斉に社会への第一歩を踏み出す一方で、早くも「仕事を辞めたい」という声も出ている
そんな新社会人のあいだで急増しているのが「退職代行サービス」の利用
退職代行会社「モームリ」には、毎日数十件のペースで依頼が殺到している
退職手続きくらい自分でしろ!と考える中高年も多いだろう
でも自分のしてきたことを専門業者に任せるのは、人類の歴史の大きな流れだ
その方が便利だし、人間は便利にはなかなか逆らえない!
いろいろメンドウだし、気まずい場面もありそうな退職手続きを専門家に任せるのは、合理的な判断かもしれない
衣食住も、かつてはすべて自分で作っていたはずだ
家も竪穴住居のころ(わずか1000年くらい前)は自分(または家族)が作っていたが、やがて大工などの専門業者が登場した
つい数十年前まで、家族の衣服を作り修繕すること(裁縫)は、一家の主婦の必須能力だった
料理の腕前は、今でも未婚の若い女性を評価する要素の一つかもしれないが、無くても何とかなるし、レンジでチンすれば、たいていの「料理」は作れる
キッチンの無い住宅物件(すべて外食)というのも増えている
分業による専門化は、技術の高度化をもたらし、素人の出る幕は減っていく
それでも自分でする!という人もいて、それは趣味の世界になっていく
趣味で自分の家を自分で作る人は今でも時々いるし、修理改善レベルで部分的に実行すればDIYという趣味だ(実益も兼ねているが)
果たして「退職代行サービス」は、世の中に定着するのだろうか?
自分で退職手続きを進めるのは、趣味の世界になっていくのだろうか?
(・_・?)
▲男のヘアスタイルが現代風すぎるような気がするなぁ (^_^;)