東京イセアクリニックは9月25日、「タトゥー・入れ墨への認識・イメージに関するアンケート調査」の結果を発表した。
これも「日本の文化」かもしれませんが
温泉で断られたり すこし不便かもね (^_^;)
調査は9月12~13日にインターネットで実施し、国内在住で20~40代の男女350人から回答を得た。
「タトゥー(入れ墨)を入れたい」と思ったことはあるかと聞くと、最も多かったのが「一度も思ったことがない」(81%)だった。
理由を聞くと、「入れる意味がわからない」「永遠に消えないデメリット」(59%)が同率で最多となっている。
次いで「思ったことがあるが、結果入れなかった」が15%となり、「実際に入れている」人は3.1%に留まった。
なお実際に入れている人は、女性(5%)が男性(1%)を5倍も上回っている。
タトゥー「格好いい」は3% 8割は「自分の子どもには入れてほしくない」
「タトゥーが入っている人」を見かけたときの印象を聞くと、最も多かったのは「怖い(反社会的なイメージ)」(44%)。
以降「若気の至り、恥ずかしい」(29%)、「生活に支障が出てしまう(足かせ)」(27%)、「不快、不愉快」(26%)とネガティブなイメージが上位を占めた。
一方「格好いい」は3%に留まった。
また「タトゥーが入っている人は恋愛対象になるか」については「決して恋愛対象にならない」(42%)が最多。
女性(33%)より男性(51%)の方が拒否感を示す人は多い。
「どちらかと言えば対象にならない」は33%で、「個人の自由。有無は特に問題ない」は25%となった。
「タトゥーがある人は恋愛対象にならない」と回答した人(合計75%)に理由を聞くと、1位は「両親に紹介できない」(57%)。
特に女性は63%と、男性を12ポイント上回る結果となった。
2位以降「怖い(反社会的なイメージ)」(47%)、「子供に見せたくない」(42%)、「不快(不愉快)」(35%)と続く。
「自分の子供が将来『タトゥーを入れたい』と言ったら?」と聞くと、「絶対に反対」(49%)と「どちらかといえば反対」(31%)の合計が80%となった。
「個人の判断に任せる」(14%)や「特に気にならない」(6%)は少数派となっている。
「軽い気持ちで彫ると、ほぼ100%の方が後悔」
実際にタトゥーを入れている人に理由を聞くと「なんとなく」(72%)や「格好いいと思ったから」(68%)が多かった。
他にも「芸能人・有名人の影響」(35%)、「友達が入れていたから」(28%)など、他の人からの影響で入れたという人や、「反骨精神」(14%)と回答した人もいた。
しかしタトゥーに関して「実際に入れて満足」と感じている人は9%に留まり、
「入れてしまって後悔」という人は91%にものぼることが分かった。
同クリニックの吉種克之総院長は、就活や結婚、出産などのライフイベントに伴ってタトゥーを消す除去手術を検討する方が多いとプレスリリースで説明している。
タトゥー除去への問い合わせは毎月100件以上あるようだ。
「タトゥーを入れた動機は様々ですが、軽い気持ちで彫ってしまうとほぼ100%に近い割合の方が後悔するといっても過言ではなく、一般的な社会人として生きるにはタトゥーが入っていることが足かせとなる場合が多いようです」