▲新宿高校で指導を終え、野球部員にあいさつするイチロー
第105回全国高校野球選手権大会(8/6開幕・甲子園)の出場49校を決める地方大会が6/17日、全国に先駆けて沖縄で開幕した。
東西東京大会(7/8開幕)の組み合わせ抽選会が都内で行われ、東東京大会は129チームが参加した。
イチロー(49)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=の指導を受けた新宿は、7/14の2回戦で桜丘と対戦する。
イチローとの貴重な経験を糧に、新宿が勝負の夏に挑む。
抽選会に参加した副主将・清水大賀外野手(3年)が、チームの状態を口にした。
「(イチローさんの指導によって)チームとして雰囲気が変わった部分もあるので、一試合一試合負けられないという気持ちは練習試合から高まっている」
昨秋、レジェンドと過ごした2日間がチームに大きな影響を与えた。
個人的に体重の乗せ方など打撃指導を受けたという清水は
「『ゆるい』と何度もおっしゃられて、準備や一つの練習でも、テーマを持って取り組むようになった」
とチーム全体での変化も実感した。
昨秋に指導を受けて迎えた今春は予選敗退と悔しい結果に終わったが、
「『やるじゃん、新宿高校』って言われるくらい結果を出したい」
と気合十分の副主将。
昨夏は23年ぶりに4回戦に進出した。
過去最高のベスト8越えを果たし、恩師へ喜びの報告を届ける。