今年前半まで、コロナとウクライナと半導体不足で、世界は混乱してきました
2022年の後半に入ったいま、これらの混乱は、少しずつ落ち着きつつあるようにも見えます
しかし、次の混乱要因が控えているのかもしれません
((((;゚д゚))))
過去2年余、世界の産業界は半導体不足に悩まされた。
そして半導体メーカーが相次いで増産投資に踏み切ったが、ようやくその効果が出始めてきた。
半導体不足が浸透して、関連業者は予防のために二重三重の発注している。
こういう過程で積み上がった半導体発注は、必然的に仮需が含まれている。
最終需要のスマホは、最大市場の中国で息切れ感が出ており、これが世界的な「半導体狂騒曲」にフィナーレを告げるのかもしれない。
生産の増加、需要の低迷、さらにはサプライチェーン(供給網)で川下の需要変動が上流に伝わるにつれて増幅される「ブルウィップ効果」により、半導体市場はまもなく供給不足が解消し、過剰に転じるかもしれない。
このことが現在、半導体産業に起こり始めた。
世界半導体生産トップの台湾は現在、全土で20工場、16兆円の設備投資が行なわれている。
これがおいおい稼働する訳で、もうすぐ半導体は生産過剰になる。