「眠られぬ夜のために」で有名なカール・ヒルティの幸福論
大学時代に読んでから、ずっと座右の書
当時の最高裁の裁判官だった人が、新聞の書評欄で勧めていたので読んでみた
第一部には8つのエッセイが入っているが、その一つ「エピクテトス」が素晴らしい
ストア哲学の真髄が、短く分かりやすい文章で、淡々と述べられている
他に「良い習慣」「時間のつくり方」「仕事の上手な仕方」など、実用的な知恵に満ちている
ただ、「言うは易く行うは難し」で、なかなか本書に書いてある通りにするのは、簡単じゃないんだけどね
(^_^;)