ガン

訃報 元横綱輪島

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▲元横綱 輪島

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「貴乃花の実の父親は輪島だ!」という根強いウワサがあります。

確かに顔はよく似ていますし、あの天才的な格闘能力も、輪島ゆずりと考えると納得できます。

世渡り(ゴマすり)が下手で、相撲協会から追い出されたのもよく似ています。

変なシガラミの多い相撲協会では、一匹狼的な天才は生きにくかったのかも  (T_T)

 

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▲元横綱 貴乃花

 

大相撲の第54代横綱輪島で、史上7位となる14度の幕内優勝を果たした輪島大士(わじま・ひろし)さん=本名・輪島博=が下咽頭(いんとう)がんと肺がんの影響による衰弱で、8日午後8時に東京・世田谷区の自宅で死去したことが9日、遺族への取材で分かった。70歳だった。

「黄金の左」と呼ばれた左差しの攻めを得意とし、大関初代貴ノ花と相撲人気を二分。

ライバルの横綱北の湖(いずれも故人)とともに、昭和40~50年代に“輪湖(りんこ)時代”を築いた昭和の名横綱が、平成最後の秋に旅立った。

 

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ガンが治った!

WS000000発明家のドクター中松氏(90)が21日、都内で「イグ・ノーベル賞の世界展」オープニングセレモニーに登場し、前立腺導管がんを克服したと明かした。

35年以上にわたって自身の食事を撮影して体調に与える影響を研究し、2005年に同賞を受賞している。

この日、車いすでゲスト出演。

マイクを握り「私はこの研究でガンを見つけ、そして克服した」と明かすと、おもむろに立ち上がり「寿命は長く、スピーチは短く!」と言い放ってマイクを置き拍手を浴びた。

その後、取材に応じ「僕は毎日、自分の食事と血液を研究しているけど、5年前に赤血球が激減してガンが分かった」と説明。

医者からは「手の施しようがない。2015年までの余命」と宣告されたが、青魚やヨーグルトを積極的にとるなど自身の研究によって食生活を改善。

2015年には「腫瘍マーカーの数値が0・01以下に下がった。治ったんですよ。90歳を迎えられました」と明かした。

また中松氏といえば都知事選などの選挙出馬が有名だが、選挙については「もうあんな下らないことは…いいかな」と苦笑いしていた。

 

訃報 樹木希林さん

個性派俳優としてテレビドラマやCMなどで活躍、お茶の間の人気者だった

樹木希林(きき・きりん、本名内田啓子=うちだ・けいこ)さんが15日午前2時45分、東京都渋谷区の自宅で死去した。

75歳。東京都出身。

葬儀・告別式は30日午前10時から東京都港区南麻布4の11の25、光林寺で。

1961年に文学座に入り、悠木千帆の芸名でデビュー。

テレビドラマ「七人の孫」のお手伝いさん役で有名になった。

文学座を退団後、主にテレビドラマで活躍。

ユニークな脇役として強い個性と存在感を示した。

ホームドラマ「寺内貫太郎一家」では小林亜星さんが演じた主人公の母親を演じた。

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 全身ガンの割には元気そうだったので

  このまま天寿を全う

 かと思っていたのですが・・・ (T_T)

 

 

22歳で胃ガン

WS000000今年3月に胃がん治療に専念するため活動を休止していたEXILE TRIBEの9人組パフォーマー集団・FANTASTICSのメンバー・中尾翔太さんが6日、亡くなった。22歳

8日、所属事務所のLDHが公式サイトなどで発表した。

昨年末に体調不良を覚えた中尾さんは、精密検査の結果で胃がんが見つかり、今年3月に公表。

「突然の事で最初は戸惑いましたが、徐々に現実を受け止めこの病気と闘って行こうと決意しました!」と前向きな意思を示し、「絶対に勝ちます! 待っていてください! 引き続き応援よろしくお願いします!」と復活を誓っていたが、悲しみの報告となってしまった。

公式サイトでも「弊社としましても回復を信じ医療機関と密に連携して最善を尽くしてまいりましたが、大きな悲しみの中に故人を追悼しております」と中尾さんを悼んだ。葬儀は「ご家族の意向により親族および、LDH所属メンバー、スタッフ関係者で執り行うことになりました」とし、ファンへのお別れの会が予定されている。

FANTASITICSはきのう7日、幕張メッセで行われた『LIVE MONSTER LIVE 2018』に出演。

また、LDHの多くのアーティストも同所で行われた日本テレビ系大型音楽特番『THEMUSIC DAY』に生出演していた。

中尾さんが亡くなった悲しみを感じさせず、全員が全力のパフォーマンスを披露し、会場を魅了していた。

同グループは、2016年12月に7人組で結成された。

昨年12月、ボーカルオーディションで八木勇征と中島颯太が加入し、9人体制となったばかりだった。

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 いくら何でも 22歳は早すぎる  (T_T)

「検査」と「キャンサー(がん)」

medical_igan平成30年 6月13日発行の新宿高校「進路部通信」第36号に、竹迫和美さん(新宿高校25回生)が「人生の扉を叩け!!」と題して寄稿されました。

医者や看護師が話す「検査」と言う言葉が、外国人の耳には「キャンサー(がん)」と響くこともあるそうです。

この一例で解る通り、医療現場では外国人に不安や不満を与えないように、患者の訴えを的確に訳して医者に伝え、文化の違いや医療用語も理解して患者に伝える「医療通訳者」の役割は重要で、東京オリンピックに向けての観光客の増大、「医療ツーリズム」拡大を目指す日本にとって益々その重要性が増しています。

外地での子育て時代に文化的背景が違うことで医者の治療法に納得がいかなかった経験を持つ竹迫さんは、帰国後51歳の時、東京外国語大学大学院、地域研究科国際コミュニケーション・通訳専修コースに往復6時間かけて通学し猛勉強。

修士研究では「専門医療通訳者養成」を選ばれました。

大阪大学大学院、人間科学研究科から博士号を取得後、講師の道を歩み始められました。

その後幾多の経験を経て、外国人患者を積極的に受け入れる大学病院を併設する、藤田医科大学(2018年10月まで藤田保健衛生大学)大学院、保健学研究科医療経営情報学領域の教授として教鞭をとり、2018年に定年退職されました。

結びの言葉の中で挙げられている「IMIA」は米国に本部がある国際的な医療通訳者の職能団体、International Medical Interpreters Association(通称IMIA)だそうです。

竹迫さんは2016年にIMIAから、日本における医療通訳の発展に貢献したことを高く評価され、『米国の医療通訳発展の母』と呼ばれる創設者の名前を冠したRaquel Cashman Awardを受賞されました。

寄稿内容はこちら

 

竹原慎二46歳

1972年1月25日生まれ、46歳。

中学時代は喧嘩にも明け暮れ、あまりの素行不良に地元では「広島の粗大ゴミ」と呼ばれていた。ボクシングジムを経営している元ボクサーの父が、竹原の素行に見兼ねて、無理矢理ボクシングを始めさせた

中学卒業後、高校に進学せず(地元の高校を何校か受験したが、いずれも不合格)。

1988年16歳、プロボクサーを目指して上京、内装工事の会社に就職。プロデビュー前、後に世界王座初防衛戦を戦う横浜アリーナの内装工事に携わったことがある。

1991年19歳、王者・西條岳人に7RKO勝ちし、第41代日本ミドル級王者になる。1993年21歳、李成天(韓国)に12RKO勝ちし、東洋太平洋ミドル級王座を獲得。

1995年23歳、WBA世界ミドル級王者のホルヘ・カストロ(アルゼンチン)に3-0で判定勝ちして、日本人初の世界ミドル級王者となった。その後、網膜剥離などで引退。

2014年42歳、膀胱ガンが判明、「余命1年」と宣告されるが、「5年生存」を目指し、現在も必死の闘病を継続中。

 

ガンを抑制する免疫系

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発ガンは、ガン抑制遺伝子の対立遺伝子の両方が変異や欠損によって機能を失うことで起こるとする「2ヒット仮説」は、1971年にアルフレッド・ジョージ・クヌードソンJrが提唱してから2018年現在まで、発ガンにおける支配的なアイデアとして存在しました。

しかし、新しい研究では、対立遺伝子ではなく、ガンを抑制する免疫系の役割が着目されています。

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 遺伝子の変異が 火事だとしたら

  免疫系は 消防士さんでしょうか  (^_^;)

 

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人工肛門体験

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がんと診断されて生活が激変する患者。どう受け入れ何を思ったのか。直腸がんを患い人工肛門のある身体になった漫画家の内田春菊さん(58)に聞いた。

激痩せも便秘も、半年ほど前から始めた糖質制限ダイエットの影響とばかり思っていた。

2015年末、漫画家の内田春菊さんは、ようやく足を運んだ近所の医者にこう言われた。

「一刻を争う。治療すれば助かるから、大丈夫」

がんだと言われたようなものだった。

紹介された病院の予約は1週間後だったが、翌日には産婦人科の主治医が自分の勤める病院で受診できるよう手配してくれた。

そこで内田さんは、肛門(こうもん)からわずか2センチの位置に直腸がんがあることと、人工肛門になる可能性を告げられた。

「がんは、『あっ、意外と早かったな』くらいの印象。周りにがんをやった知り合いはいっぱいいるので、自分もいつかはなると思っていた。でも人工肛門は考えたことがなかったから、ビックリですよ! これから先、暮らしがかなり変わりそうなイメージだったので、『それは大変そうだな』と思いました」

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逆流性食道炎によって起こる食道がん

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日本人の“新たな国民病”とも言える、逆流性食道炎について解説をしましょう。

reflux_img02逆流性食道炎は、胃酸や胃の内容物が食道に逆流することによって起きる食道の炎症です。

日本の環境が清潔になったことや、胃がんのリスクを下げるためにピロリ菌を積極的に除菌していったことによって、日本人のピロリ菌の感染率は激減しています。

ピロリ菌が起こす萎縮性胃炎のせいで低下していた胃酸の分泌量は、正常レベル近くまで戻ってきました。

加えて食生活の欧米化(高脂肪食)や過食によって、胃酸が過剰に分泌されるようになり、逆流性食道炎になる人が急増しています。

o0393016913346618581逆流性食道炎は様々な症状を引き起こしてQOL(Quality of life 生活の質)を落としてしまいますが、何より問題になるのは、「食道がんのリスクが上がる」という点です。

慢性的に炎症が続いている場所では発がんのリスクが上昇します。

これは、ピロリ菌による胃炎から胃がんが、ウイルス性肝炎から肝臓がんが生じることとまったく同じです。

逆流性食道炎が関与するのは、食道がんの中でも「腺がん」というタイプで、欧米の食道がんは、50%以上が「腺がん」です。

肥満の多い欧米では、逆流性食道炎からできる食道腺がんが増えていることが深刻な社会問題になっています。

つまり私たち医療者は、「胃がんのリスクを減らそう」とせっせとピロリ菌を除菌してきましたが、それが逆流性食道炎を増やし、結果的に食道腺がんのリスクを上げている可能性が出てきているのです。

この点に関して、実は全く予想外のことが起きているというわけではありません。

除菌が逆流性食道炎を起こし得るということは、もともと医療者の中でも懸念されていました。

ただし日本の場合、食道がんの90%以上が「扁平上皮がん」という別のタイプで占められています。

「腺がん」は食道がんのごく一部にすぎないため、「欧米人と違って、日本人は体質的に腺がんになりにくいのだろう」と楽観的に考え、あまり問題視されてこなかったのです。

ピロリ菌の除菌でやっぱり食道がんは増えている?

そして、どうやら逆流性食道炎による発がんが増え始めているようなのです。

この問題はメディアでもほとんど取り上げられていません。けれど上の図で分かる通り、増加傾向にあるのは明らかです。

もちろん、ここで増加した分がすべて、ピロリ菌の除菌によるものであるというわけではありません。

除菌が爆発的に行われるようになったのは2013年以降なので、そこから逆流性食道炎になって発がんしたとしたら時間軸が合いませんから。

おそらく、「ピロリ菌感染の自然低下→逆流性食道炎の増加」が、腺がんの増加として反映されているのでしょう。

ただし、この増加分が除菌とは無関係だとしても、「逆流性食道炎になれば、日本人でも腺がんが増える」ということは読み取れます。

つまり除菌によって逆流性食道炎になれば、タイムラグはあるものの、将来的に腺がんになるリスクが上がるだろうということです。

ここまで読み進めて、「医者に勧められるがままにピロリ菌の除菌をしたのに、どうしてくれるんだ!」と思った人もいるかもしれません。

患者数を比べてみると、現状では腺がんは食道がんの10分の1以下で、さらに食道がんが胃がんの5分の1程度です。

腺がんを多く見積もったとしても、胃がんの50分の1ということになります。

つまり、胃がんのリスクを減らすことの方が、優先順位は高いのです。

もちろん、ピロリ菌を除菌したら自動的に逆流性食道炎になるわけでもありません。

除菌によって胃酸が活発に分泌されるようになったとしても、あくまで本来あるべきレベルに近づくというだけです。

それが逆流するかどうかは、日頃の食生活の内容や量、肥満の程度などが大きく影響しています。

適切な生活習慣が守られていれば、簡単には逆流しません。

その上でも、この問題については、医療者もやや不用意だったのかもしれないと自戒を込めて考えています。

除菌で胃酸が増えることに加え、ご飯がおいしくなり、体重増加から逆流性食道炎になってしまったという人が結構います。

総合的に、ピロリ菌の除菌の必要性や妥当性は現状でも揺るぎませんが、除菌はしっかりとした生活習慣の指導とセットであるべきだったのでしょう。

さて、ではそのようなリスクをはらんだ逆流性食道炎になってしまったら、どうすれば良いでしょうか。

暴飲暴食、肥満は逆流性食道炎の敵

前述したように、発症には生活習慣が深く関わっているので、まずはその見直しから始めましょう。

暴飲暴食をしない、食後3時間以上空けてから就寝する、肥満の場合はダイエットをする、などが重要になってきます。

肥満の改善には運動が有用ですが、あまりに激しいトレーニングや筋トレは腹圧をかけて、むしろ逆流を助長するので注意が必要です。

仕事が忙しくて帰宅が遅く、どうしても夕食が遅くなる人もいると思います。

その場合、本来の夕食の時間に軽く食事を済ませ、帰宅後はごく少量を追加する方がいいでしょう。

生活習慣の改善で治らなければ、胃酸の分泌を抑える薬(PPIなど)が有効です。

世界中で逆流性食道炎の患者が増え続け、今や膨大な量のPPIが処方されています。

抗がん剤など高額な薬を抑えて、金額ベースでTOP10に入ることもあるほどです。

効果があるからこそ世界中で使用されているわけですが、あくまで薬なので、副作用に注意が必要です。

長期間服用すると、骨粗鬆症(特に女性)、腎臓病、特殊な腸炎、心臓病、肺炎、認知症のリスクが上昇すると言われています。

胃酸だって、必要があるから分泌されているのです。とにかく止めればいいというわけではありません。

自然の摂理に逆らえば、必ず何らかの反動は出てきます。

症状がおさまった後も、漫然と飲み続けるというのはお勧めできません。

つまり「薬を飲んでいれば暴飲暴食しても大丈夫」というわけはないのです。

症状が強い場合、PPIの内服が必要ですが、それと並行して生活習慣の改善に努め、最終的には逆流性食道炎からも薬からも卒業するのが、一番理想的なゴールなのです。

(参考文献)
逆流性食道炎ガイドライン
Lagergren J, et al. Symptomatic gastroesophageal reflux as a risk factor for esophageal adenocarcinoma. N Engl J Med. 1999;340:825-31.
Trivers KF, et al. Trends in esophageal cancer incidence by histology, United States, 1998-2003. Int J Cancer. 2008;123:1422-8.
天野 祐二、他. 本邦におけるBarrett食道癌の疫学―現況と展望― 日本消化器病学会雑誌 2015;2:219-231

漫画家 内田春菊さん(58)

WS000000ストーマ(人工肛門)になって1年半――。

袋などの装具を交換するようになったが、バンドのライブなど、動きのある仕事も以前と同様に行い、生活に制限を感じることはない。

ただ、がんをきっかけにやめたことが二つある。

 一つはお酒

もちろん腸に悪いということもあるが、「それまでの人生、お酒の勢いで、人間関係とか、いろいろとごまかして、結果的に疲弊していたんじゃないかなと思って」。

今は一滴も飲んでいない。

もう一つは恋愛

3度の結婚経験があり、恋多き女性のイメージがあるが、がんとわかった時に「前の男の人に頼りたいとは、全然思わなかった」。

病気が判明する前に付き合っていた男性とは別れていて、「一人の時で良かった」と思った。

「振り返ると、稼いだお金を使われたり。そうでない人もいたけれど……」

がんになって人生を振り返り、自分に必要でないものが見えてきた感覚がある。

「がんって生活習慣病って言うじゃないですか。私には男の人もリスク因子だったのかも」

今年4月、がん体験を漫画に描き始めた。

「がんまんが~私たちは大病している~」。

ウェブサイト「Renta!」に連載中で来月、ぶんか社から出版される予定。

続編「すとまんが」も企画している。

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mig大物になるには 大病・投獄・破産

 この三つの経験が必要だそうですが

内田さんは 最初から大物ですからね  (^_^;)