魚のすり身シートでチーズを挟んだ細長い珍味があるだろう。
「ああ、チーズ鱈ね」と思った方もいるだろうし、
「チータラのことでしょ」と思った方もいると 思う。
そして、ここまで読んで、何の違和感も感じない方も多いのではないだろうか。
それは、チーズ鱈とチータラとを、特に区別していないからだと思う。
「チーズ鱈」と「チータラ」。
ロングセラーゆえすっかり当たり前の存在となったが、改めて、とことんこだわってみよう。
▲同じものだと認識してる人も多いと思う
中には「『チーズ鱈』を略して言った愛称が『チータラ』」と認識している人もいるのではないだろうか。
しかし写真の通り、別のものとして販売されている。
そこで出てきそうなのが「似たような食べ物だけどメーカーが違う」という考え。
▲メーカーは共になとり
▲見た目も変わらない
ありそうな考えだが、製造元は両方「なとり」。
いわゆる類似品の類ではないのだ。
ではこの2つは同じものなのか。
詳しく確認するために、裏面の表示を見てみよう。
▲チータラ
▲チーズ鱈
注目するのは「原材料名」の欄。最初にあるナチュラルチーズは共通だが、その次にあるものが違う。
チータラが「魚肉すり身(たら、ホッケ)」であるのに対して、チーズ鱈は「鱈すり身」とシンプル。
表の上にある囲みも、チータラが「魚肉のシート部分に…」と始まるのに対して、チーズ鱈は「鱈のシート部分に…」となっている。
▲ここでも「魚のすり身」
▲こちらは「鱈のすり身」
製品の説明文でも、きっちりと書き分けてある。
商品名は共になとりの登録商標とのことだが、チーズ鱈の方が番号が若いので、こちらの方が先に発売した商品なのだろう。
2つとも同じ店で買ったが、100g当たりの値段はチーズ鱈の方が100円も高かった。
それを踏まえて、実際に食べて味を比べてみる。
…やっぱりチーズ鱈の方がうまい!となればよかったのだが、家族に協力してもらい、どちらか明かさず食べてみたところ、さっぱり当たらない。
個人的には安いチータラの方で十分なのかもしれない。
出典 http://portal.nifty.com/kiji/130127159297_1.htm
どーでもいーことに とことんこだわる それが紳士のたしなみです
「メンターム」 と 「メンソレータム」 「餃子の王将」 と 「大阪王将」
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