花火大会や盆踊り(Bon Dance)のシーズンもそろそろ終わりかな?
最近では海外の音楽を取り入れて、駅前がクラブ化している盆踊りもあるようです
盆踊りは今では仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)に関連付けられて仏教行事の一種とされていますが、元々は素朴に祖先の冥福を祈るもので、日本に仏教が伝来する(約1500年前)よりはるか前から行われていたようです
さらに盆踊りは、男女が出会う場でもありました
今から1万年前の縄文時代、盆踊りに参加した人たちの関心は「祖先の冥福」よりも、「素敵な異性」を見つけることに注がれていたと思います
すでに死んだ祖先より、これから生まれて来る子孫をつくることに関心を注ぐのは、生き物の本能です
同じムラの中だけで相手を探していると近親交配になるので、盆踊りで近隣のムラとムラの若い男女の交流が図られたのでしょう
このような行事は「歌垣」(うたがき)などとも呼ばれて、今でも世界の未開民族では年中行事として残っています
キャンプファイアーのような中央の大きな焚き火を囲み、お酒を飲んで(おそらく原始的なお酒はあったと思う)踊り狂いながら、縄文時代の若い男たちは目当ての女性にアタックしたのではないかと思います
電気が無い時代ですから、中央の焚き火から少し離れれば、完全に真っ暗な闇の世界です
もう何でもやりたい放題(乱交パーティー)だったのかもしれませんね~
(^_^;)
今年も中野の盆踊り大会で「盆ジョヴィ」が行われました。
お盆の時期に迎えた祖霊、精霊をもてなし、死者の世界に再び送り返す事を主眼とする「盆踊り」。
パンデミック以降は全国的に中止が続いていましたが、行動制限を伴わない3年ぶりのお盆休みという事もあり、この夏は日本各地で盆踊り大会が復活しています。
盆踊りでは一般的に「炭坑節」、「八木節」、「東京音頭」など、伝統的な民謡が用いられますが、近年は多様化しています。
特に中野駅前の大盆踊り大会が元祖とされている、世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」(→)の、「Livin’ on a Prayer」を用いた盆踊りは大反響を呼び、「盆ジョヴィ」として親しまれています。