少し前まで「将棋界最強!」と言われ、余りにも強いので将棋ファンから憎まれるほどだった渡辺明三冠なんですけど
それがこうも見事に3連敗で、藤井二冠に軽々とヒネられるのを見ると、世の中一歩先は分からんなぁ、という気分になります
昔の棋士は、升田幸三さん(→)みたいに、いかにも老成した「勝負師」という、ある種の気迫を感じさせる風貌をしていました
でも藤井二冠は、まだ18歳で若いし、タレ目で優しそうだし、なんだか勝負師のイメージも変わってしまいそうです
棋士の日常は今も昔も棋譜研究なんですけど、今の棋士は瞬時に数億手も先を読むスーパーコンピューター並みのCPU性能を持ったパソコンを自宅に設置して、各局面での最善手をパソコンで確認しながら棋譜研究をします
藤井二冠は、タイトル獲得で得た賞金を、最新のCPU購入に投資しているそうですから、将棋界も「設備投資」がモノを言う世界になりつつあります
(^_^;)
CPU(シーピーユー、Central Processing Unit):中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)または中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)は、コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)である。コンピュータの頭脳に例えられることが多い。
▲現在、最強のCPUと言われている、AMD Ryzen Threadripper-3990X
現在53万円くらいだから、個人が買えないほど高価な訳ではない
秒進分歩の世界だから、すぐにもっとスゴイ製品が登場します (^_^;)
将棋の藤井聡太二冠(棋聖、王位、18)が7/3、ヒューリック杯棋聖戦・五番勝負の第3局で、渡辺明三冠(名人、棋王、王将、37)に100手で勝利、シリーズ3勝0敗のストレート勝ちで、自身初のタイトル防衛を果たした。
18歳11カ月でのタイトル防衛は、屋敷伸之九段(49)の19歳7日を更新する、史上最年少記録。
またタイトル通算3期により、渡辺名人が保持していた九段昇段記録(21歳7カ月)も大幅に更新し、史上初の十代九段が誕生した。