日本に戻ってきたら
凶悪犯罪者として
20年くらいぶち込まれるかな?
(^_^;)
日産自動車の元会長で、レバノンに逃亡中の海外逃亡犯罪者カルロス・ゴーンは、7月13日にフランス検察当局から事情聴取のため出頭を求められたが、断ったことを明らかにした。
その理由は、国際手配されている中で、フランスへの渡航の往復で身の安全が保障される確信がないからというものだった。
また、海外逃亡犯罪者ゴーンは11日に放送されたテレビ・インタビューの中で、逃亡先として選んだレバノンが
「日本にいるより1000倍よい」
などと必死になって強がった。
しかし現在のレバノンは、海外逃亡犯罪者ゴーンの安全を脅かしかねない状態。
レバノンでは、日々深刻化する貧困や経済格差の問題への怒りから反腐敗・反政府のデモが昨年10月から激しさを増している。
不正蓄財を行い、日本の法を破って逃亡して来た海外逃亡犯罪者ゴーンは、少なからぬレバノン人から、腐敗や不正のシンボルと見られている。
対外債務が世界で3番目に多いレバノンでは、3月に政府債務が900億ドルに達した。
デフォルト(債務不履行)、つまり対外的な借金を返済できない状態に陥り、社会・経済がいよいよ危機的状態となっている。
レバノンには18の宗派が存在し、各宗派に政治権力・経済的利権が分配されているが、それぞれが権利を主張するために、公的部門が膨れ上がり財政を圧迫してきた。
既成政治家や官僚たちの腐敗も顕著で、それもまた反政府運動の重要な背景となっている。
7月3日、東京地検は犯罪者ゴーンを逃亡させた米国籍の2人の容疑者の身柄を引き渡すことをマサチューセッツ州の連邦地裁に請求した。
ドナルド・カベル治安判事は10日、2人の容疑者たちに関する日本の引き渡し請求を拒否する見込みは低いと述べた。
海外逃亡犯罪者ゴーンは、自身の逃亡を支えた全員を支援するというが、米国で逮捕された2人の容疑者の身柄が日本に引き渡されれば、有罪は間違いない。
混乱が続くレバノンでは、海外逃亡犯罪者ゴーン自身も支援が必要な状態になっている。
内戦などの事態になれば、海外逃亡犯罪者ゴーンの身柄を日本に売り渡す反政府グループも現われるかもしれない。