安藤昇 死去

img_0-260x300 元「安藤組」組長で作家、俳優の安藤昇(あんどう・のぼる)さんが16日午後6時57分、肺炎のため東京都内で死去した。89歳。葬儀は近親者で営む。後日、お別れの会を開く予定。

安藤さんは大正15年、新宿生まれ。戦中は海軍の特攻隊員となり、復員後の昭和27年、愚連隊がもととなる安藤組を結成。

東京・渋谷を拠点に活動を始め、都会派のスマートなヤクザ(?)として有名になる。

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作家の安部譲二(→)も、中学生の頃から末端組員として安藤組に出入りしていた。

安藤組は、実業家の横井英樹(後に、火災を起こした「ホテルニュージャパン」の社長)を襲撃する事件を起こし、組長だった安藤さんは恐喝容疑で逮捕され、服役したこともあった。

出所した昭和39年に、安藤組を解散。

その後は映画界に転身、昭和40年に自伝を元にした「血と掟」で俳優デビュー。

50本以上の作品に出演したほか、映画プロデューサーとしても活躍した。

主な出演作に「網走番外地 吹雪の斗争」「昭和残侠伝 破れ傘」「新仁義なき戦い」など。

また作家としてエッセーなど多くの作品を発表した。

主な著書に「激動」「自伝 安藤昇」など。

特攻隊員→愚連隊→組長→横井襲撃→刑務所→俳優→作家

何ともド派手な人生を 太~く長~く 生きた男ですね  (^_^;)

 

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