吉上恭太『ときには積ん読の日々』

ときには積ん読の日々

2015 年10 月27 日発行

新宿高校27回生(G組)吉上恭太

 

佐野さん ご紹介ありがとー (^_^;)

 

50歳から歌いはじめたミュージシャン、吉上恭太。

生業は翻訳家、これまでに雑誌社や児童書版元で働いたり、フリーのライターとしてさまざまな仕事をし たりしてきたなかで出会った人たちのこと、立ち止まって考えてきたこと、つねに傍らにあったギターと音楽のことなどを、飾らない人柄そのままの筆致でつづ る。

『本のメルマガ』のWEB 連載に書き下しを加えた、著者初のエッセイ集です。

「吉上さんの静かな、力強い世界が好き」(「本のメルマガ」15日号編集長・畠中理恵子)

T174×Y109ミリ判並製カバー 256頁 本体1500+税
ISBN978-4-908494-01-7 C0095

挿画:あまのさくや(さくはんじょ) / 装丁:千葉 泉

詳細はこちらから →  http://tomasonsha.com/?mode=f9 アマゾン

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ぼくのエッセイ集が『ときには積ん読の日々』が、10/27に発売されます。雑誌「BOOK5」でおなじみのトマソン社、初の単行本だそうです。初の単行本なのに、ぼくの本でいいのか? とは思いますが、ぼくとしてはとてもうれしいです!
内容は、メールマガジン「本のメルマガ」に書いたものを中心に、書き下ろしを加えました。本にかかわることを書いています。子どものころに読んだ本、雑誌社で働いていたころの話、絵本の仕事をするようになってからのことを書きました。

いまはギターばかり弾いているけれど、ちょっと昔には、野球雑誌の編集者だったり、フリーライターとして若者雑誌の原稿を書いたり、少女漫画の原作をしたり、ああ、それからいちおう肩書きが翻訳者となっているとおり、子どもの本や絵本の翻訳をしています。

ぼ くは波瀾万丈な人生を送ったわけではなく、はでな仕事をしたことがあるわけでもなく、このエッセイ集は地味です。堀内誠一さん、常盤新平さん、片岡義男さ んなどほんの少し縁があった大好きな人たちや、ぼくに生きることの素晴らしさを教えてくれた友人たちのことを書きました。すこしでも読んでくれた人に伝わ れば、と思います。

挿画は、あまのさくやさんが素敵な版画を彫ってくれました。装丁は、千葉泉さん。とってもいい感じの本に仕上がっています。
ぜひ、書店で見かけたら手にとってください。
書店になかったら、注文してください(笑)!

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著者プロフィール
1957 年東京に生まれる。週刊誌・児童書の編集者を経て、児童書の翻訳、編集、ライターなどをしながら、音楽活動をしている。
訳書に『ちゃんとたべなさい』(小峰書店)、『ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ』『かしこいさかなはかんがえた』『時間をまきもどせ!』(徳間書店)などがある。
ファーストアルバム『On Shinobazu Book Street』発売中。現在、セカンドアルバム作成中。

ブログ「 昨日の続き」http://kyotakyota.exblog.jp/
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目次
I
誠一さんの思い出
キャンデイに誘惑されたころ
地震の前に書こうと思ったこと
岡本信治郎展「空襲25時」
「フクシマ」から半年が過ぎて
雑誌「ポロニカ」のこと
たんぽぽのお酒
辞書を引くこと
リトル・ピープル
ミルクコーヒーブルース
病院の待合室で読んだ本
女子大生に話したこと
能とオン・ザ・ロード
『ジャズ・カントリー』ぺしゃんこだった日々を思う
友だちをさがしに行こう
命がけでぼんやりする……ワヤン、そして松本亮さんのこと
一箱古本市との10年間
II
ビートルズが教えてくれた
冬の音楽
ディラン来日で中川五郎さんのことを話したくなった
詩と音楽
音楽雑誌で思ったこと
歌がうまれた日
もう一度ビートルズ
きまぐれ飛行船
フォーエバー・ヤング
オン・シノバズ・ブックストリート
ファイアー&レイン
げんげの花がつないでいく
蟋蟀
げんげ忌で歌うということ
III
冬休みの宿題
役に立つ絵本……って
デイジーと年を越して。
大リーグが遠い国のファンタジーだったころ
文字の宇宙
「ブルータス」にあこがれて
季節おくれの怪談
雑誌の作り方
雪の降る日に思い出したこと
IV
ギターを弾き始めたころ
あとがき

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