▲佐村河内守さん
「さむら・かわちのかみ」 とも読めますね (^_^;)
ゴーストライター新垣さんの記者会見を見たら
つげ義春のマンガ「池袋百点会」の
「須山さん」を思い出しました (^_^;)
「現代のベートーベン」と称される全聾(ろう)の人気作曲家・佐村河内(さむらごうち)守さん(50)が、十数年前から実際に曲作りをしていなかったことが5日、分かった。
代理人の弁護士が文書で明かした。また、桐朋学園大の新垣(にいがき)隆講師(43)が、今日6日発売の「週刊文春」で「ゴーストライターを18年間やっていた」と懺悔(ざんげ)の告白。
今日、都内で記者会見をする。
「私は佐村河内守さんののゴーストライターを18年間やっておりました。その件についておわび申し上げたい」。新垣講師はこの日、報道各社に謝罪の言葉をつづった文書を送付した。
週刊文春では「全聾の作曲家はペテン師だった! ゴーストライター 懺悔実名告白」のタイトルで特集。
同誌によると、2人の出会いは96年。楽譜の読めない佐村河内さんが、新垣講師にオーケストラ用に楽曲の仕上げを依頼したのが〝共犯〟の始まりだったという。
佐村河内さんは作品のコンセプトを言葉と図面で説明、それを楽譜に仕上げるのが新垣講師というコンビだった。「最初から『合作』として発売していたら」という後悔の言葉も伝えている。
また、佐村河内守さんが、実際は耳が聞こえて、普通に会話ができるなどの疑惑も指摘。
「彼自身も全聾のふりをするのにずっと苦労したんだと思います」としている。
新垣講師は長年にわたる偽装を謝罪し、大学には辞表を提出する考えも示している。今日6日に都内で会見する。
佐村河内さんは1963年(昭38)9月21日、広島県生まれ。
音大に行かずに作曲を独学。30代半ばで聴力を失いながらも、絶対音感を頼りに作曲しているとしていた。80分超の代表曲「交響曲第1番 HIROSHIMA」はクラシック界では異例の18万枚セールス。米誌タイムが「現代のベートーベン」と称賛するほどで、日本が生んだ世界を代表する〝クラシック界の顔〟だった。
この日、佐村河内さんの代理人は文書で「十数年前より、楽曲の記譜行為は特定の人物が行い」と事実関係を認めた。さらに「(作曲した側にも)作曲者として表に出づらい事情があると聞いており、佐村河内が自身を単独の作曲者と表記する経緯になった」と説明。その上で「ファンを裏切り」「関係者を失望させた」と謝罪した。