定年退職などで仕事をリタイアした後に、まったく別な仕事に飛び込む人がいる
都内の自宅で「寿司かわの」を営む河野透さんは、66歳のときに自宅の一室で寿司屋を始めた
東京生まれの東京育ちで、1968年、大学新卒で広告代理店の東急エージェンシーに入社
社歴38年間のほとんどを、テレビ広告担当の広告マンとして活躍し、62歳で定年退職
寿司職人養成学校の東京すしアカデミーに入学して、板前の基礎を学ぶ
卒業後、インターネットで見習い募集のお店を探して応募した
上下関係が厳しいとされる職人の世界に、未経験の62歳が飛び込んだ
もっと変わり種としては、裁判官から板前になった人もいる
大阪高等裁判所の裁判官(部総括判事)だった岡本健さん
1994年、還暦で依願退官して板前に転身、裁判所の近くに居酒屋を開いた
「人を裁く(さばく)」から「食材をさばく」へ
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世の中には、板前になりたかったけど別の道に進んだという人が少なからずいる
でも、還暦を過ぎて一から板前修業を始めようとする人は少ない(だから話題になるんだけど)
何かを良いことを始めるのに、遅すぎることなんか無い!
などと昔から威勢良く言いますが、実行するにはとても勇気がいる
好きなことを今から始めるのは、遅すぎるか? 遅すぎないか?
という質問は、さほど重要な質問ではなく
好きなことを本当に今、始めたいのか? 始めたくないのか?
というシンプルな二択が、最も重要な質問のような気がします
(^_^;)~♪
追伸 裁判官から板前になった岡本さんは、この体験を本に書いています