全日空系のエアーニッポン(ANK)機が3年前、トラブルで副操縦士(41)がスイッチの誤操作を12秒も続けながら、異常に気づくのが遅れ、慌てて操縦したため余計に機体が傾いたことがわかった。
静岡県沖で約1900メートル急降下し、機体が裏返しになった。
国の運輸安全委員会が25日、調査報告書を公表した。
トラブルは2011年9月6日夜、高度1万2500メートル付近で発生。
那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型、乗客乗員計117人)が急降下し、客室乗務員2人が軽傷を負った。
副操縦士はトイレから戻った機長(67)を操縦室に入れる際、ドアを開けるスイッチでなく、垂直尾翼のかじを動かすスイッチをひねった。
3カ月前 まで乗務していた旧型機のドアのスイッチと、700型機のかじのスイッチが似た場所にあり、副操縦士は調査に誤操作を認めたという。
ANKは訓練の際、両機種のスイッチが紛らわしい点を明確に注意していなかった。
航空機の操縦スイッチの配置設計って
こんな馬鹿げた世界なの? ((((;゚д゚))))