脳細胞の一部に光をあてることで、「嫌な記憶」を「楽しい記憶」に書き換えることに、理化学研究所・脳科学総合研究センターの利根川進センター長らの研究グループがマウスを使った実験で成功したと発表した。
研究チームでは、記憶をつかさどる脳神経細胞の「海馬」に着目し、光を照射すると活性化するよう遺伝子操作したオスのマウスの足に電気ショックを与える実験を行った。
このマウスは脳に光があたるたびに「怖い記憶」を思い出し、おびえる行動を示すが、光をあてながら、メスのマウスと1時間ほど遊ばせた後に同じ実験をすると、脳に光があたっても怖がらなくなったことから、電気ショックの「嫌な記憶」が「楽しい記憶」として置き換わったことに成功したという。
利根川センター長は「うつ病の患者には嫌な出来事の記憶が蓄積し、楽しい出来事を思い出せないケースが見られるが、今回の研究成果をうつ病患者の心理療法の開発につなげたい」と期待を示している。
この研究はイギリスの科学雑誌「Nature」の電子版に28日に掲載される。
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