ロシア・ソチ五輪出場のため選手村に滞在している米国のボブスレー選手が、自室のバスルームに閉じ込められ、ドアをパンチで破って脱出する出来事があった。
大きな穴が開いた扉の写真はソーシャルメディアで公開している。
トラブルに遭遇したのはジョニー・クイン選手(30)。
選手村の自室で8日、シャワーを浴びてバスルームから出ようとしたところ、ドアが開かず出られなくなった。
大声で助けを求めたり壁を激しくたたいたりしたが、誰も気づいてくれなかったという。
クイン選手は「中に座って壁のあちこちをたたき、誰かに気づいてもらおうとした」「バスルーム中をたたいて回っているうちにドアにたどり着き、殴るとひびが入った。そこでもう少し力を入れると、こぶしがドアを突き抜けた」と話す。
脱出した後、心配になってフロントに連絡したところ、問題はないと言われ、ドアも交換してもらえたという。
クイン選手は米プロフットボールリーグ(NFL)グリーンベイ・パッカーズで活躍した元アメリカンフットボール選手で、身長約180センチ、体重は約100キロ。
ボブスレーの練習のために腕立て伏せで鍛えた腕が役に立ったと話している。
大会には16日に出場予定。
インドを旅したとき よく聞いた言葉
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