水泳

館山寮 開寮式

swim臨海教室のスタートを翌日に控えた7月23日(火)、館山寮において、香区長を始めとする地元関係者6名の方のご参加を得て平成26年度館山寮開寮式が行われました。

会場とした館山寮食堂には地元関係者の他、母校体育教師、臨海教室応援の水泳部OB・OG、寮運営スタッフなど30名が集まりました。

和やかな歓談のうちにも今年も臨海教室が無事故で遂行されるよう誓い合いました。

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館山寮の開寮式

after_cleaning▲清掃作業を終えた嶋田さんに花束を贈った朝陽水泳会の皆さん

最後の宿泊客を送り出した8月25日(日)午後3時より、館山寮において、香区長を始めとする地元関係者8名の方のご参加を得て、平成25年度館山寮開寮式が行われました。

会場とした寮食堂には地元関係者の他、閉寮作業応援に駆け付けた水泳部OB・OG、寮運営スタッフなど17名が集まり、約40日間に及ぶ下記開寮期間を振り返りながら、来年度に向けての課題などを語り合いました。

秋の訪れを伝えるような涼風が吹き出した午後4時30分、来年度の再会を誓い合いながらお開きとなりました。

 

 夏の終わりを感じますね

まだ暑いけど  (^_^;)

 

新宿高校の臨海教室

新宿高校 校長 戸田 弘美   新宿折々

7月24日(水)~8月8日(木) 臨海教室(1年次生)

 

第Ⅰ期  7月24日(水)~27日(土)  A・B組 (すべて、3泊4日)
第Ⅱ期  7月28日(日)~31日(水)  G・H組
第Ⅲ期  8月1日(木)~4日(日)  E・F組
第Ⅳ期  8月5日(月)~8日(木)  C・D組

 

 一昨年、3月に東日本大震災が起こり、その後の諸事情を考慮して、臨海教室を中止にしました。(代替として、本校プールにて「45分間泳」を企画・実施しました。23新宿折々を、ぜひ、ご覧ください)。
 昨年、臨海教室を復活させることができました。昨年度復活にあたり、①事前の保護者会実施、②現地での避難訓練の実施、③大遠泳のコース変更 という3点を新規導入・改善しました。
今年においても、この3点を継続・改善実施しましたので、まず記します。

 

①6月22日(土)1年次生保護者会を開催し、来校していただいた館山市役所の方々(3人)から直接、館山の海に関する放射能の状 況、防災対策について説明をいただきました。安全・安心面について、保護者の皆様のご理解を得ました。館山市役所職員の方とは、一昨年大震災の後に校長と して情報収集・現地理解のため訪問して以来、放射能の測定結果等を定期的にご報告いただいています。

 

②一昨年、津波等の災害時に備えて、避難場所を選定しました。今年度も各期の第1日目に、避難場所まで全員の生徒が徒歩(約8分程度)で避難する体験訓練を実施しました。

 

③平成22年度までは遠泳として沖の島までのコースを行っていましたが、昨年度は塩見漁港の浜から一定の距離での周回コースに変更し実施しました。今年度は塩見漁港の浜から、東隣の香漁港または大賀海岸(当日の潮の流れ等による)に泳ぎ着くコースに変更しました。6月の保護者会において、新コースについてもビデオ上映し、事前に保護者の皆様にご理解いただきました。

 

 私は、第Ⅰ期全日と第Ⅲ期2,3日目に引率しました(副校長が第Ⅱ、Ⅳ期、同様に引率)。各期、先生方は約12~14名で引率しました。その他、水泳部のOB,OG等が協力して、生徒の指導を熱心に行ってくれました。
3泊4日の生徒の日課を、生活が分かりやすいように、第1日目から順に記入します。

 

第1日 8:30に新宿高校をバスで出発して11時頃、館山寮到着。寮のすぐ前が海という、抜群の立地。 塩見漁港という浜は別名「鏡ヶ浦」というほど静かな海面。入寮説明のあと、早々に避難訓練を行う。13:30  開校式 館山寮ではテレビ、携帯、エアコンはいっさい禁止。また、海での生命の安全を徹底させるため、生活規律がたいへん厳しい。入寮注意では、生徒に 緊張感がみなぎった。14:10 浜に集合、まず皆で「よろしくお願いします」と海に一礼。さっそく、各班指導員のOB、OG達の号令や仲間の生徒とのバ ディのかけ声が元気に響く。体操後、いよいよ海へ。18:30 (入浴を済ませて)夕食。食事の配膳は、当番の生徒が行う。その後、休息、22:00就寝。

 

第2日 6:00 起床 6:20 浜で点呼、体操。海に向かって朝日を浴びるのは、最高に気持ちよい。浜から戻り清掃。毎日、朝食前は雑巾、モップがけや掃き掃除等、生徒が分担して行う。伝統ある寮を、丁寧に大切に使用したい。朝食を済ませて9:00海へ。初の「沖出し」。足がつかないところまで初めて泳ぐ。隊列を組めば、怖くない。(昼食、午睡の後)14:30午後の海へ。明日の遠泳に備えた小遠泳。午前より少し距離が長い。(夕食の後)19:00学園祭のうちあわせ・練習のHR クラスごとに盛り上がる。

 

第3日 (2日目同様の後)8:30 大遠泳 3列の隊列を組んで、伴泳するOB、OGに見守られ、救助船の支援体制をうけつ つ、沖に出る。私は救助船に乗っていた。光る海の上を生徒が列を組んで見事に泳ぐ姿は素晴らしかった。伴泳中のOB、OGからの、絶え間ない生徒への声か けには、感謝の気持ちが溢れた。「愛洋」「養勇高礼」(臨海教室の精神)を胸に、「あいよー」「よーいこーら」と、先導する船の先生の声が隊列に響き渡っ た。皆の心が一つになった。大遠泳は約50分の実施だった。到着した浜で休憩した後、海岸を歩いて塩見の浜に戻った。(昼食、午睡のあと)14:30午後 の海へ。平泳ぎに限らず、様々な水泳練習を行った。(夕食のあと)レクリエーション。グループごとに出し物を披露。準備した寸劇や歌に爆笑、大拍手。遠泳 が終わり、つかの間のリラックスタイム。

 

第4日 (2日目同様の後)9:00 海へ、。最後の海を満喫する水泳練習。最後は、お世話になった海に一礼。(昼食後)12:00 閉校式 水泳部のOB,OGには、たいへんお世話になった。感謝。17:00 新宿駅到着 解散

 

 

4期とも、ほぼ好天に恵まれ、大遠泳をすべての期で行うことができました。
泳力、精神面、生活規律面にわたり、生徒たちは大きく成長しました。
楽しく実りある臨海教室でした。

館山寮から浜を見る

 

初日、海に一礼

 

船出し

 

小遠泳

 

朝の清掃活動

 

食事「おかわり」の行列

 

いざ大遠泳

 

新宿高校の館山寮を利用しよう!

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館山寮(塩見寮)が7月17日から開寮します。
同窓会員のふるってのご利用をおまちしております。

 

館山寮の開寮期間は下記の通りです。
7月17日(水)~7月23日(日)  8月9日(金)~8月25日(日)

 

7月24日(土)から8月8日(木)は臨海教室のため、一般客は利用できません。

 

←予約状況

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臨海教室と一緒に 泊まってみたいな  (^_^;)

 

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臨海学校の館山寮

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臨海教室のスタートを翌日に控えた7月23日(火)、館山寮において、香区長を始めとする地元関係者9名の方のご参加を得て平成25年度館山寮開寮式が行われました。

会場とした館山寮食堂には地元関係者の他、母校体育教師、臨海教室応援の水泳部OB・OG、寮運営スタッフなど33名が集まり、和やかな歓談のうちにも今年も臨海教室が無事故で遂行されるよう誓い合いました。

写真はここをクリック

館山臨海教室2012

 

2012年7月24日(火)~8月8日(水) 臨海教室(1年次生)
  第Ⅰ期 7月24日(火)~27日(金)D・F組(すべて、3泊4日)
  第Ⅱ期 7月28日(土)~31日(火)C・H組
  第Ⅲ期 8月 1 日(水)~4日(土)E・G組
  第Ⅳ期 8月5日(日)~8日(水)A・B組
昨年は、3月に東日本大震災が起こり、その後の諸事情を考慮して、臨海教室を中止にしました。
代替として、本校プールにて「45分間泳」を企画・実施し ました(昨年度の23新宿折々を、ぜひ、ご覧ください)。
今年は、半年以上前から準備を重ね、伝統ある臨海教室を実施することができました。
今年度は、 様々な課題への対応として、以下の3点を改善しました。
①6 月23日(土)1年次生保護者会において、館山市役所の方々(3人)から、館山の海に関する放射能の状況、防災対策について直接、説明をいただき、安全・ 安心面について、保護者の皆様のご理解を得ました。館山市役所には、昨年、校長として情報収集・現地理解のため訪問して以来、放射能の測定結果等を定期的 に報告していただいていました。
 
②昨年度から、津波等の災害時の避難場所を選定しておきました。
 第1日目に、避難場所まで徒歩(約8分程度)で避難する体験訓練を実施しました。 
 
③一昨年度までは遠泳として、沖の島までのコースを行っていましたが、浜から一定の距離での周回コースに変更しました。
私(戸田弘美校長)は、第Ⅰ期と第Ⅱ期に引率しました(副校長が第Ⅲ期と第Ⅳ期)。
各期、先生方は12~14名引率します。
その他、水泳部のOB,OG等が協力して、生徒の指導を熱心に行ってくれました。
3泊4日の生徒の日課、生活が分かりやすいように、第1日目から順に記入します。
第1日 8:30   に新宿高校をバスで出発して11時頃、館山寮到着。
                      目の前が浜であり、最高の立地条件。
        13:30 開校式 館山寮ではテレビ、携帯、エアコンはいっさい禁止
                       海での生命の安全を徹底させるため、生活規律がたいへん厳しい。
                       入寮注意では、生徒に緊張感がみなぎった。
   14:10  浜で集合、体操後、いよいよ海へ。別名、「鑑ヶ浦」と呼ばれる、穏やかな海だ。
   18:30 (入浴を済ませて)夕食。食事の準備は、当番の生徒が手伝う。その後、レク、就寝。
第2日 6:00 起床
            6:30 浜で点呼、体操。海に向かって朝日を浴びるのは、最高に気持ちよい。
     9:00海へ(浜から戻り清掃。朝食を済ませて)。
                     いよいよ、沖出し。隊列を組めば、怖くない。
    14:30(昼食、午睡のあと)午後の海へ、。明日の遠泳に備えた小遠泳。
                     昨日よりハードルが高い。
    19:00(夕食のあと)学園祭のうちあわせ・練習のHR クラスごとに盛り上がる。
第3日    8:30(2日目同様のあと) 遠泳 第1グループ  10:30 遠泳 第2グループ
     「愛洋」「養勇高礼」(臨海教室の精神)を胸に、
     「あいよー」「よーいこーら」と、沖の船に乗船する先生の声が浜に響き渡った。
     浜の待機組が、大声で応えた。皆の心が一つになった。
     14:30(昼食、午睡のあと)午後の海へ。翌日の泳力測定(新宿独自)の練習。
     (夕食のあと)レクリエーションは、グループごとに出し物を披露。遠泳が終わり、リラックス。
第4日 (2日目同様のあと)9:00 海へ、。泳力測定。各自、目標をもって挑戦。
     その後、最後の浜遊び。
    12:00(昼食後) 閉校式 水泳部、OB,OGには、たいへんお世話になった。感謝。
    17:00 新宿駅到着 解散
4期とも、好天に恵まれ、ほとんど計画どおりに水泳練習を行うことができました。泳力、精神面生活規律面にわたり、生徒たちは大きく成長しました。実りある臨海教室でした。

入寮式

 

船を浜に出す

 

いざ遠泳開始

 

配膳当番

新宿高校HPより

 

館山臨海教室

 

伝統に根ざした臨海教室


平成15年度 東京都教育委員会 団体表彰受賞

本校の初代校長は、教育方針として知育・徳育・体育のうち、特に徳育・体育に重きを置き、「質実剛健なる精神の涵養と、健全強壮なる身体の育成を生徒教 育上の二大方針とする」と提唱した。
また、「学校、家庭、同窓、生徒が一体となった大家族主義」という理念を示した。
その具現化のひとつとして、創立間も ない大正11年の7月に、夏季休業に入ると同時に第一回の臨海教室を実施した。
当初は千葉県安房郡西岬村塩見(現在千葉県館山市香谷区)付近の民家に分宿 し、10日間の水泳訓練を実施した。
翌大正12年には、塩見に1600坪の土地を購入し、宿舎を建築し、「塩見朝陽舎(現在の館山寮)」と名付けた。
その 後、昭和33年には一年生が全員参加する学校行事となり、以後、現在まで絶えることなく続いている。
同教室は、戦争による4年の空白はあったものの、87年間の長きに渡り続けられ、生徒の健全育成に多大な効果をあげてきた。
また、その間、一件の事故もなく実施されてきた伝統ある行事である。
新宿高校HPより
館山臨海教室で 「健児の歌」 覚えたよーな気がする (^_^;)