日本製鉄 USスチールを買収

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▲カーネギーホール

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日本製鉄が、米鉄鋼大手USスチールを買収します

買収額は141億ドル(約2兆円)

USスチールは122年の歴史を誇り、かつて世界最大の企業でした

米国を代表していた大企業が海外勢に買収されるというのは、米国人にとっても感慨深いようで、米国でも大きく報じられています

「中国ではなく日本の企業に買収されて良かった」

と感じているかもしれません

いま中国は不動産バブルの破裂で、それどころではないと思いますけどね

日本でも東芝が、海外ファンドに買収されそうになってましたね

私も理系出身なので、友人が何人も東芝に就職しました

いま「半導体JAPAN」復活の流れに乗って、東芝が大復活して欲しいものです

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USスチールは1901年の大合併で誕生しました

日本製鉄の前身の八幡製鉄も1901年の設立

良きライバルと言いたいところですが、かつての八幡製鉄から見たら、USスチールは雲の上の存在でした

USスチールの設立に深く関与したのが、鉄鋼王カーネギー(←)

日本で言えば、新一万円札の顔、渋沢栄一みたいな人

NYのカーネギーホールで有名です(↑↓)

カーネギーホールで演奏することは、世界の演奏家の夢

Pianist Arthur Rubinstein ontvangt gouden tulp van RCA, Amsterdam, Arthur Rubinstein ontvangt gouden tulp *8 november 1971ピアニストのルービンシュタイン(→)が、ニューヨークで道を歩いているときに観光客から

カーネギーホールへの道

を尋ねられ

Practice, practice, and practice.

(練習して、練習して、さらに練習してください)

と答えたという逸話は余りにも有名

歩行者には5分で行ける道のりでも、演奏家には遠い遠い、さらに遠い道のようです

鉄鋼王カーネギーにも、次のような有名な逸話があります

母親と一緒に市場へ買い物に行ったカーネギー坊や

果物屋に山積みされていたサクランボに見入る

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気付いた果物屋のおじさんが

「一つかみ、あげるよ」

しかしカーネギー坊や、手を出さない

おじさん「サクランボ、嫌い?」

坊や「好き」 でも手を出さない

おじさんは不思議そうな顔で、サクランボをつかんで坊やの帽子に入れてやる

帰宅後に母親が「どうして自分で取らなかったの?」と尋ねると、カーネギー坊や

「おじさんの手の方が大きかったから」

さすが大実業家、ガキのころからシタタカだったようです

この種の逸話は、伝言ゲームで話が盛られていくので、どこまでホントか知らんけど

(^_^;)

 

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▲カーネギーホールの内部

 

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