千日ビル火災50年

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昭和47(1972)年5月13日夜に発生し、死者118人を出した、大阪ミナミの千日デパートビル火災

日本のビル火災史上、最大の惨事

千日デパートビルというのは、デパートも入ってるけど、それ以外もゴチャゴチャ入ってる雑居ビル

雑居ビルの常として、防火対策がエーカゲン

動画の中に出て来るアルサロって、「アルバイトサロン」の略で、今でも関西にはあるのかもしれないけど、キャバクラみたいなもの

そのアルサロの元祖(この店が日本のアルサロ第1号)が7階に入っていて、火災の火元は3階だったが、7階にいたアルサロの客や従業員、合計181人が、煙や一酸化炭素に襲われた

警察の現場検証で、7階フロア内に96人の遺体が確認され、7階からの飛び降りや転落で21人、合計死者117人

このビル火災の死者のほぼすべてが、7階のアルサロ関係者だった

出火当時7階にいた181人のうち117人が死亡、死亡率65%という悲惨さ

歌舞伎町のキャバクラ火災(2001年、死者44人)を思い出します

ビル火災というと、白木屋、千日ビル、ホテルニュージャパンあたりが御三家でしょうか

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死者数で言うと、熊本の大洋デパート(104人)もスゴいんだけどね

白木屋は東京の日本橋にあったデパートで、居酒屋ではありません

戦前だったので、デパートの店員さんも着物で、下着をつけていなかったんだけど、下から見られるのを恐れて逃げ遅れ、死亡した女性がいて話題になったそうです

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ホテルニュージャパンは、まだ窓から炎を噴き出して燃えている現場の生中継をテレビで見て、心臓がバクバクしたのを覚えています

守銭奴を絵に描いたような社長(横井秀樹)もスゴかった

 ((((;゚д゚))))

 

▲白木屋デパートの火災(1932年)

 

心臓がバクバクしたホテルニュージャパン火災

 

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▲1960年ころの大阪のアルサロ

 

 

 

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