1954年「ゴジラ」、1955年「ゴジラの逆襲」に続く、東宝ゴジラシリーズ第3作で、観客動員1125万人という超大ヒット映画
1962年公開、前作から7年、戦後17年、映像もカラー(総天然色!)になった
経済成長で平和ボケしてきたせいか、原爆反対の政治的メッセージやシリアスな雰囲気が消えて、有島一郎(←)を中心にギャグ満載の娯楽映画っぽくなってる
CGとか無い、完全手作り模型時代の特撮なので、模型感丸出しの場面も多いが、それが逆に妙な面白さになってる
ゴジラシリーズに登場する俳優の平田昭彦(→)って、理知的な雰囲気がスゴイなぁと思って経歴を調べたら、
陸軍幼年学校 → 陸軍士官学校 → 旧制一高 → 東大法学部
というエリートコース、本当に理知的な経歴でした
演技ではなく、地だったのね
東大時代は演劇部に所属し、東宝で助監督のアルバイト
卒業後は三菱商事に入ったが、映画の味が忘れられずに東宝に入社
ご存命なら92歳だが、52歳で早世、若い時の写真しかありません
奥さんは女優の久我美子で、こちらは本物の伯爵ご令嬢、89歳でご存命
(^_^;)