知らずに運び屋

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世界には空気を吸ってウソを吐くような連中がいくらでもいます。

お人好しで人を疑うことを知らない日本人は、簡単にダマされます。

この男性は運良く事前に気付きましたが、そのまま知らずに運び屋になって捕まると、死刑や無期懲役になります。

捕まってから「ダマされた」と言い訳しても、たいてい手遅れです  ((((;゚д゚))))

 

タイ警察は昨年12月10日、日本人の男性会社員を覚せい剤の運び屋に利用しようとしたイラン人の男(43)をバンコクで7日に逮捕した。

日本人男性は日本で「旅行記を書けば旅を無料ででき、報酬を渡す」というウェブサイト上の募集に応じ、バンコクに来ていた。背後に国際的な密輸組織が存在している可能性がある。

応募した30代の日本人男性は、東京駅で組織の関係者とみられる男から、バンコクまでの往復航空券代などとして40万円を受け取り、12月5日にバンコクに到着。

12月6日に宿泊先を訪れたイラン人の男に「ドイツ西部フランクフルトまで運んでほしい」と言われ、スーツケースと2000ドル(約22万5000円)を渡された。

スーツケースには、凍ったように硬い服が入っており、不審に思った日本人男性が日本大使館に連絡。

大使館の通報を受けた警察がイラン人の男を逮捕した。

調べによると、衣服は重さが5.8キロあり、覚せい剤が染み込ませてあった。

スーツケースにはこのほか、覚せい剤の結晶2.285キロが隠されていた。

日本大使館は「他人から荷物を預からないよう呼び掛けている。今後もタイ警察と協力して日本人の安全を守りたい」と話している。

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