新宿高校の運動会

新宿高校 校長 戸田 弘美

 

○5月8日(金) 第91回運動会

今年も、運動会の季節がやってきました。

1週間ほど前までの長期天気予報では雨となっており、心配していましたが、爽やかに晴れ上がり、絶好 の運動会日和となりました。

毎年、運動会会場として利用している駒沢オリンピック公園総合運動場第2球技場は、周囲を鮮やかな緑の木々で囲まれ、心地よい 環境で競技や観戦を行うことができる絶好の施設です。

競技は例年通り、1,2,3年を縦割りにして橙紫緑黄青白赤黒の8色に色分けします。

さらに8色を 東・西・南・北の4つに分けて、軍別対抗で競います。

開会式の校長挨拶では、体育委員長を中心とする体育委員会のリーダーシップのもとで、生徒の運営によ る運動会を成功させよう、そのためには、生徒各自が全体の動きを良く見て動くこと、また、次に何をやるのか、先々を考えて行動することが必要だと話しまし た。

選手宣誓の後は、恒例の「新宿体操」を行い、いよいよ競技が開始しました。

1年生は運動会で覚えた「新宿体操」を夏の臨海教室では毎日、砂浜で行うこ とになります。

競技種目は、100メートル走(予選・決勝)、長距離走、騎馬戦(2年男女)、いかだ流し、棒倒し(3年男女)、障害物競走、棒引き(1年 男女)、部活動対抗リレー、HRリレー、軍対抗リレー、です。

障害物競走では、男女ペアで肩を組んで2人3脚の場面もあり、微笑ましい光景でした。

騎馬戦 では群れを作ったり後ろから奇襲攻撃、といった作戦も見られましたが、勢いよく突撃、撃沈してもやむなし、という攻め方がやはり騎馬戦の醍醐味であり、思 わず拍手を送りました。

部活動対抗リレーは趣向をこらしたパフォーマンスを行う部もあり、皆の笑いを誘っていました。

そしていつも、盛り上がるのはHRリ レーです。

クラス皆の走力の結集ですが、順位はともかく、クラス仲間の結束力が高まることが魅力の種目です。

自分のクラスに熱い視線を向けて、声を張り上 げる担任の先生方の姿が印象的でした。

8色のカラフルなTシャツを着た生徒たちが、種目ごとにグラウンドを駆け回っていました。

Tシャツはクラス単位で絵 柄やデザインを考えているので、ロゴや似顔絵等の工夫があり、これも楽しみの一つでした。

体育委員会の生徒たちは、体育委員長を中心に運動会の運営を全 て、自分たちの力で行っていました。

競技の進行や審判・判定、種目ごとの用具の出し入れといった様々な場面で、体育委員の生徒たちは声かけや互いの支援・ 協調を積極的に行い、適切に判断し、行動していました。

本校の教育目標である「自主・自律・人間尊重」が着実に実践された運動会でした。

最後に生徒が皆で 「六中健児の歌」を歌い、閉会宣言で終了しました。

暑い日差しの中、見学してくださいました大勢の保護者の皆様、ご声援いただき、心より感謝申し上げま す。

 
全景 
体育委員長挨拶 
 
新宿体操 
 いかだ流し(1,2,3年) 
 
棒倒し(3年男子) 
 
棒倒し(3年女子) 
 
騎馬戦(2年男子) 
 
騎馬戦(2年女子) 
表彰

 

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