本年秋に解体・撤去が予定されている水上寮に別れを告げる「お別れ会」が7月26日(土)に行われました。
会場となった水上寮には、縁の旧師、卒業生、財団理事等の方々が猛暑をものともせず遠路駆けつけ、地元関係者の方々を含め合計43名の参加者が水上寮に別れを惜しみました。
お別れ会は12時10分に始まり、橋本健一(財)朝陽会業務執行理事(19回生)の挨拶、来賓代表・木村光一様の挨拶に続き、旧師・足助厚様の発声で乾杯のあと歓談に移りました。
寮の想い出話や久しぶりの再会を喜ぶ参加者の会話で盛り上がった歓談時間は、旧師・戸塚文彦先生のお清め兼寮内見学ツアーを挟んで、予定の一時間半があっという間に過ぎ、 最後に記念写真撮影、健児の歌合唱、「がんばれ新宿」「がんばれ水上」とエールを送って締めとなりました。
来賓代表の挨拶を頂いた木村光一様の先々代・木村政太郎様は昭和4年の新宿高校(当時六中)水上寮開設にあたって土地を寄進頂いたという深いご縁があります。「天狗の湯 きむら苑」を経営されている木村光一様はご挨拶の中で、水上町の有力者として地元の振興に力を注がれている立場から、新宿高校とはこれからも縁が続いていくことを希望し、期待を抱いていると話されたのが印象に残りました。