著者は、禅にあこがれて来日25年、日本で禅寺の住職をしているドイツ人
日独双方の思考や行動の違いを、ユーモラスに書いているが、本当に水と油ほど違うので、大変だったんだろうなぁ、と思う
著者はドイツ人の国民性を、ヨーロッパの中でもかなり特殊と見ていて、それはゲルマン民族が農業を始めるのが遅く、割と最近まで野蛮な生活をしていたせいだと考えている
ドイツ人の心の中には獰猛なイノシシが住んでいて、普段は理性的に生きていても、ときどきそのイノシシが暴れだすのだと言う
なかなかうまい例えだと思う
(^_^;)