我々が新宿高校生のころに作っていました
老朽化した人間も 改修工事して
生まれ変われるといいんだけどね (^_^;)
西新宿にある築46年の「新宿住友ビル」が改修工事を終えて完成したと、住友不動産が6/30発表した。
ビル周囲の空間に大きな屋根を張り、約3250平方メートルの屋内広場に生まれ変わらせた。
既存ビルを生かす形での大規模改修は珍しいという。7/1に開業する。
屋根の天井高は約25メートルで、ビルの1~7階部分に相当し、約2千人を収容できる。
イベント広場として使うほか、災害時には帰宅難民2850人分を受け入れられるように、非常用の発電機や備蓄倉庫も設けた。
新型コロナウイルスの感染状況を見極めて、今後のイベント実施を決めるといい、当面は机や椅子を置いて、休憩スペースにする。
新宿住友ビルは、ビルの断面が三角形なことから「三角ビル」との愛称で呼ばれる。
210メートルの高さは、1974年完成の時は日本で最も高かった。
周囲に広い空間を確保したことで、容積率を緩和してできた超高層ビル群の一つだ。
オフィス街の西新宿は、平日に比べて休日は人が少ない。
このため、ビルの足元の広い空間に屋根を設け、天候によらずイベントができる場を作ろうという構想を20年ほど前から練っていたが、規制が多く、実現しなかったという。
だが、東日本大震災を機に、災害時の一時滞在施設としても使えることから、空間の屋内化に向けた規制緩和が進んだ。
ビルは耐震性も強化し、商業施設も新しくした。
宮川享之新宿事業所長は
「別のビルに生まれ変わらせるつもりでやってきた。
ビルを建て替えることなく、にぎわいを取り戻す第一歩にしたい」
と話した。