先日、台湾の中学校で使われている性教育の教科書の内容があまりにも刺激的すぎるため、保護者たちが抗議活動を行ったというニュース(参照記事)をお伝えしたばかりだが、小学校でも同じようなことが起きているようだ。
「中時電子報」(5月1日付)によると、台湾高雄市の教育局(日本の教育委員会に相当)の前で、大規模な抗議活動が行われた。抗議活動を行っていたのは、小学生の子どもを持つ、同市の保護者たちによって組織された“家長連盟”で、「高雄の保護者たちは絶対に従わないぞ!」「市長は保護者の声に耳を傾けろ!」などと、穏やかではない光景が繰り広げられていた。
連盟の代表で、今回の抗議活動を計画した洪志和さんによると、
小学3年生の子どもの性教育の授業で、「指での愛撫」「フェラチオ」「アナルセックス」「オナニー」などについて、教師が詳しく解説しているというのだ。
また、性教育の一環として、こうした行為の動画まで見せているという。
連盟の関係者によると、教師たちはさらに、「コンドームを装着すれば問題ない」などと、このような“アブノーマル”な性行為を助長するかのような指導まで行っているようだ。
連盟は昨年3月、性教育の内容について議論する地元教育局管轄の「性教育委員会会議」に参加できる保護者の数を増やすよう要請していたが、当局からは「保護者は学校教育の専門家ではない」として拒否されていた経緯がある。
しかし、冒頭の抗議活動などを受け、現在、保護者の参加人数を増やす方向で検討中だという。
実はこれまでにも、同様の問題をめぐり、保護者と教育局との間でたびたびトラブルが発生している。
台湾の幼稚園でも、絵本による性教育が行われている
例えば昨年の時点で、台北市内の50の小学校で使用されている性教育の教科書に「自慰はあなたに気持ちよさをもたらします」と記述されており、さらに自慰行為について男女生徒が一緒に議論するという授業が行われていることに対して、保護者たちによる激しい抗議活動も起きている。
賛否両論はあるとはいえ、コンドームの使い方すらも教えない日本の性教育とはレベルが違いすぎる……。
もともと日本人は 性に対して大らかだったのに
明治以降 少し変ですね (^_^;)