将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)は21日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で澤田真吾六段(25)を破り、公式戦連勝記録で歴代最多の神谷広志八段(56)に並ぶ28連勝を30年ぶりに達成した。
28連勝は将棋界の大記録の一つとされ、神谷八段が1987年に樹立した。昨年12月のプロデビュー以来、連勝を続ける中学生棋士が無敗のまま、快挙を成し遂げた。
藤井四段は7日、第一人者の羽生善治3冠(46)らを抜き、単独3位の23連勝をマークした。10日の対局では2勝を挙げ、丸山忠久九段(46)を抜いて、25連勝として単独2位に浮上。17日にはアマチュアで学生名人の東大生を破って連勝を27まで伸ばした。
愛知県瀬戸市在住の中学3年生。昨年10月、最年少の14歳2カ月でプロ入り。現役最高齢の記録を持つ加藤一二三・九段(77)が持っていた14歳7カ月の最年少記録を62年ぶりに塗り替えた。
新記録が懸かる次回の対局は26日、竜王戦決勝トーナメントで、ホープの増田康宏四段(19)と対戦する。
昨日の加藤一二三九段の引退とともに
歴史を見ているような気持ちになります (^_^;)