作家で「村上」というと、村上春樹が有名ですが、私にとっては村上龍です
1952年生まれ 享年74(10/17没)
半世紀前の1976年、24歳で芥川賞を受賞
本名が村上龍之助
賞なんかどうでもいいけど、「ノーベル賞が取れない」村上春樹は、芥川賞も受賞していない
当時の芥川賞選考委員(大江健三郎とか)が無能だった(春樹作品を理解できなかった)せいと言われている
天才が同時代人から評価されないのは、よくあること
1995年、村上龍が43歳で書いた「世紀末を一人歩きするために」
小説ではなく、村上龍作品からのアフォリズム集ですが、何度も読みました
気になったところを抜き書きしてあったので(30年前の読書ノート)、その一部をご紹介します
* * * * * * *
村上龍「世紀末を一人歩きするために」
男を変えるもの:革命、麻薬、女—55
★「放っておく」のが最も難しい—78
十代終わりから二十代前半で悩まない奴はパーだ—89
おしゃれの差は危機感の差—99
好きなことや人を捜すのは、この世で一番難しい—108
★旅の目的は案内書の内容の確認ではない—121
ニューヨーク:駄目な奴は焼身自殺をしても注目されない街—124
パリの魅力は、文化武装しないと分からない—131
パリ:孤独に耐えられない者が嫌う街—136
映画のストーリーは二種しかない:穴に落ちて死ぬか這い出すか—152
★才能とは過剰ではなく欠落だ—155
馬鹿な読者の類型的嗜好を満たす小説は、コンピュータで量産できる—186
★タフネス:不安材料やプレッシャーと「たわむれる」ことの出来る奴—216
奴隷=仕事と遊びが分かれている人—241
楽しく生きる要素:頭が良くて、元気があって、不良—243
非難されているうちはまだやれる。同情されたらオシマイ—245
誤解よりいやなのは、理解されてしまうこと—255
貴族は生き方より、明日の楽しい過ごし方を考える—265
数字は本のページ p.186はAIが小説を書いてる現在を予言してるね
少し前に芥川賞をもらった作家が「この作品はAIで書いた」と広言していた
パリは今、孤独に耐えられない者?が群れて、文化破壊する街になったのか
男を変えるもののトップが革命、全共闘世代だね
彼は佐世保の出身で、のちに武蔵美に進み横田基地の近くに住んだから、米軍基地と縁が深い
このときの体験をもとにした作品が「限りなく透明に近いブルー」で、麻薬がベースにある
50代に入って、テレビの「カンブリア宮殿」とか、経済ビジネス系に進出したけど、余りぱっとしなかったなぁ
ご冥福をお祈りします




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