50歳からの コレステロール 



コレステロール

220以上は 病気か?




掲示板への投稿から、そのままここへ移したので

下から順に(投稿日が古い順に)読んでね (^_^;)
 




副作用ない 脳梗塞治療


副作用ない脳梗塞治療に道 滋賀県立大グループ

2008年4月2日 12時19分

滋賀県立大(滋賀県彦根市)の高山博史教授(血液内科学)らのグループが、副作用がほとんどなく心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの血栓症を治療する新薬の開発にめどを付けた。2日付の米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に発表した。

血栓症は、血中の血小板が血管のコラーゲンと呼ぶタンパク質線維と異常反応して血管をふさぐことで引き起こされる。アスピリンなど従来の治療薬は、血小板の反応を抑制する半面、投与量を増やすと血小板の止血作用を妨げたり、血小板の数を減らす副作用があった。

研究グループは、一部の患者の体内でつくられる特殊な物質(自己抗体)に注目。この抗体が、血小板の表面のコラーゲンと結合する部位(コラーゲン受容体)を消失させ、その結果、止血にはほとんど影響を及ぼさずに血栓ができにくくなることを解明した。その上で、この特殊な抗体と同様の物質を人為的につくり、それがコラーゲン受容体を消失させることを試験管内で再現し、新薬となることを突き止めた。

マウスなど動物実験でも、これまでに効果が確認されており、臨床での応用が期待される。

▽一瀬白帝・山形大医学部教授(分子血液学)の話 血栓症は今後も患者が増えると予想される病気。研究は副作用のない安全な治療に応用でき、新しい道を開いた。動物実験で血栓症防止効果がはっきりと確認できていれば、実用化も近いのではないか。(中日新聞)


\(^o^)/ すごいぞ ひこにゃん










コレステロール値 低いと危険 富山大調査


2008年3月28日23時08分 読売新聞


総コレステロール値が低めの人は高めの人に比べて、死亡率が高くなる
ことが、富山大学の浜崎智仁教授(脂質栄養学)らの研究でわかった。

一般市民の健康状態を追跡した5件の研究結果(計17万人)を詳しく
分析し、28日発表した。

「コレステロールが高いと危険」という“健康常識”を覆す結果
で、これだけ大規模な調査で示されたのは初めて。

調査によると、血液100ミリ・リットル中の総コレステロール値が
160以上〜200ミリ・グラム未満を基準とすると、それより総コ
レステロール値が低い人の死亡率が男性で1・6倍、女性で1・4倍
になることが判明。200ミリ・グラム以上の人では死亡率は変わらなかった。

研究チームによれば、別の研究でコレステロールのうち、動脈硬化を
促して「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値についても、低い
人で死亡率が高い傾向だったという。


(^_^;) やっぱりねー

【50歳からの コレステロール】








メタボなど 指針作成医9割へ 製薬企業から寄付金


高血圧、メタボリックシンドロームなど主要40疾患の診療指針を作成した国公立大学医学部の医師の約9割が、その病気の治療薬を製造、販売する製薬企業から、寄付金を受領していることが、読売新聞社が国公立の50大学に情報公開請求したデータでわかった。医師と製薬企業の資金関係は、インフルエンザ治療薬「タミフル」を巡る厚生労働省研究班の医師がメーカーから寄付金を受け取っていたことから問題化した。「指針作成委員への資金提供で、治療薬メーカーに有利な診療指針になる可能性がある」と危ぶむ声もある。透明性を確保するルール作りが急務になりそうだ。

読売新聞社は、医学部のある50国公立大学に、2002〜06年度の5年間に医学部臨床系の医師に提供された寄付金の金額、寄付者、受け取った医師(講座)について情報公開請求し、48大学から開示された。福島、奈良両県立医大からは寄付者の企業名などが開示されず、解析できなかった。2006年度の場合、48国公立大学の医師や講座に支払われた寄付金の総額は約262億円(寄付講座を除く)で、02年度に比べ15%増えた。このうち製薬企業は約60%を占め、最も多い製薬企業の年間寄付総額は約11億円だった。

48大学のデータを基に、がん、高血圧、糖尿病、ぜんそくなど主要な病気の指針40種類について、作成に携わった医師延べ276人の寄付金の受領状況を調べた。その結果、87%にあたる240人が、指針ができた年までの3年間に、それぞれの病気の治療薬を製造、販売する企業から、教官または所属講座あての寄付金を受領していた。寄付金額は、生活習慣病関連の指針で特に多く、今春から始まる国の特定健診・特定保健指導の基になる「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」(05年作成)の場合、作成委員会メンバーのうち国公立大の医師11人全員に、02〜04年の3年間で、高血圧などの治療薬メーカーから計約14億円の寄付があった。

04年発表の「高血圧治療ガイドライン」には、9人の委員全員に02〜04年に計約8億2000万円、07年の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」にも、4人の委員いずれにも3年間で計約6億円の寄付が、治療薬メーカーからあった。欧米では診療指針の作成者と製薬企業の金銭関係について、報告、開示、制限するなどルール作りが進んでいるが、日本では一部の学会で検討が始まったばかりだ。(2008年3月30日03時03分 読売新聞)







脳梗塞の記憶障害に フルバスタチン 有効か 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年10月 5日(木)19時38分20秒   返信・引用


脳梗塞の記憶障害に フルバスタチン 有効か

  脳梗塞の記憶障害に 高脂血症治療薬有効 阪大大学院チーム

 高脂血症の治療薬として使用されているフルバスタチンに、脳梗塞(こうそく)に伴う記憶障害の症状を緩和させる働きがあることを、大阪大大学院医学系研究科の森下竜一教授(臨床遺伝子治療学)らのチームが解明した。

 ラットを使った実験では、脳の血管や神経の回復も確認された。日本人の死因の上位を占める脳梗塞の画期的な治療薬となる可能性が出てきた。

 森下教授らは脳梗塞の患者と同じ症状で実験するため、人工的に脳梗塞の状態にしたラットにフルバスタチンを3カ月間投与。その後、避難台を設置した水槽で泳がせ、避難台の場所を覚えさせる実験を実施した。

 避難台に到達するスピードを計測したところ、フルバスタチンを投与したラットは4日間で到達時間を約15秒短縮したが、投与しなかったラットはほとんど短縮できず、投与したラットが避難台の場所を記憶するなど、学習能力を回復していることが分かった。

 また、2種類のラットの脳を摘出して調べたところ、フルバスタチンを投与したラットは、脳梗塞で減少した脳の血管の数が正常に近い状態に戻ったほか、脳神経も再構築されたという。

 フルバスタチンは悪玉コレステロール値を下げる薬として広く使用されているが、森下教授らはその抗酸化作用の強さに注目。森下教授は「実用化までさらに臨床実験を進める必要はあるが、脳梗塞に有効な治療薬となるだろう。認知症の改善効果も期待される」と話している。6〜7日に広島市で開かれる「第25回日本認知症学会学術集会」で、今回の研究結果を紹介する。

   (10/05 10:21)



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大人のための健康法 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時56分41秒   返信・引用  編集済

下のコレステ低下剤一覧表を作った浜六郎さんは
低下剤反対派の代表なので 意見がかたよっている恐れがある

もっと普通のお医者さんの書いた健康本でコレステロールを知りたい
さっき熊谷先生と「太田君を囲む会・六本木すしざんまい分科会」をやったので
帰りに本屋で買ってきた

普通の内科医だとコレステ低下剤を患者に処方していて
低下剤について自由にものを言いにくいだろー
とゆー訳でー 東大医学部出身の精神科医の書いた本

■ 和田秀樹 『大人のための健康法』
第4章「コレステロールは無理に下げてはいけない」
http://chouyou27.mkosugi.com/koresute1.html



もう1冊!
こちらは医者じゃーなくって理学博士
血流測定の専門家

■ 菊池祐二 『血液をサラサラにする生活術』
第6章
http://chouyou27.mkosugi.com/koresute2.html


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コレステロール低下剤 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時49分43秒   返信・引用

コレステロール低下剤

■1.コレステロール低下剤とは

コレステロールは、生体にとって必須の物質。細胞膜の重要な構成成分であり、ヒトにとって不可欠な5種類のステロイドホルモン(糖質コルチコイドや性ホルモンなど)の原料である。過剰なコレステロールは心筋梗塞の原因と考えられているが、不足すれば細胞の働きが悪くなり、感染症やがん、総死亡の増加など害の方が大きくなる危険性がある。


■2.取り上げた経緯

心筋梗塞死の少ない日本では、コレステロール過剰より不足による害の方が心配されるが、日本動脈硬化学会では220mg/dL以上を高コレステロール血症とし、下げる治療を推奨している。とくにメバロチン(スタチン剤)が1990年承認されてから、コレステロール低下剤使用は急速に増加し、1999年には年間市場規模が合計3300億円に達した。
この問題に早くから取り組んできた医薬品・治療研究会と医薬ビジランスセンターから、社会的な働きかけの必要性が指摘され、薬害オンブズパースン会議としての行動の要請があり、とりあげることになった。


■3.何が問題か

(1) コレステロール値と総死亡

a) 外国のデータは日本には通用しない

日本で実施された調査でコレステロール低下剤使用により総死亡率が減少することは証明されていない。海外でも、プラセボを対照とする臨床試験で、コレステロール低下剤による総死亡率減少効果が確認されているのはイギリスの一つの調査にすぎない。心筋梗塞発生率が欧米の5分の1以下の日本に当てはめるわけにはいかない。

b) 日本で実施されたコレステロール値と総死亡に関する調査

日本には、プラセボを対照とする比較試験ではないが、コレステロール値と総死亡の関係が示された大規模な疫学調査が少なくない。そのうちの3件を要約する。

[1] 大阪府八尾市の住民約1万人を対象に約11年間追跡した調査では、240-280mg/dL群の総死亡危険が最低で、それより低い群ではいずれも危険が大きかった。

[2] 全国の国民栄養調査対象者1万人余を14年間追跡した上島らの調査でも、240-260mg/dL群の総死亡危険が最低で、低い群ではいずれも危険が大きかった。

[3] 全国のコレステロール値220mg/dL以上の約5万人にシンバスタチンを使用し6年間追跡調査したJ-LITの解析結果では、220-240mg/dL群の総死亡危険が最低で、220-240の群及び240-280の群でもほとんど差はなかった。180-200mg/dL群は、220-240mg/dL群の約1.4倍、180mg/dL未満群は2.6倍以上の総死亡の危険があった。

c) 日本では総コレステロール値240-260mg/dLのヒトが最も健康

以上から、日本では総コレステロール値240-260mg/dLの人が最も健康と考えられる。総コレステロール値280mg/dL以下なら死亡の危険度は高くなく、200mg/dL以下の群では、かえって死亡の相対危険度は高くなることが明らかである。

(2) 日本動脈硬化学会のガイドライン改定案の問題点

a) 総死亡率をエンドポイントとした場合、脂質管理目標値が低すぎる

改定案(2002年2月現在)では、コレステロール値以外の主要動脈硬化危険因子のない人の場合でも、脂質管理目標値を総コレステロール値240mg/dL未満としている。しかし、総コレステロール値240-260mg/dLの人が総死亡の危険が最も低く、総コレステロール値280mg/dL以下なら死亡の危険は高くないことを考えると、総コレステロール値240mg/dL未満を脂質管理目標値とするのは低すぎる。

b) 他の主要動脈硬化危険因子の影響を過大に重視している

改定案は、患者群を冠動脈疾患の有無、年齢、他の主要動脈硬化危険因子の数により6群に分けて治療目標値を定めているが、他の主要動脈硬化危険因子の影響を過大に見積もることにより、脂質管理目標値を不当に引き下げている。
たとえば、改定案によれば、45歳以上の男性の場合、[1]高血圧、[2]糖尿病、[3]喫煙のいずれか一つの因子でもあれば、直ちに脂質管理目標値は総コレステロール値200mg/dLとなる。しかし、コレステロール低下剤を使用して、総死亡を減らすことができるかどうかは全く不明である。

c) 科学的根拠の情報開示が不十分である

改定案は主としてJ-LITの結果を受けて策定したものとされるが、J-LITにおいて、前項で述べた危険因子が総死亡率に与えた影響に関するデータは公表されていない。J-LIT研究結果は、研究に用いられたシンバスタチンの冠動脈疾患予防効果を強調するデータが偏って公表・報道され、研究結果全体の情報開示が十分になされておらず、科学的不正の疑いを指摘されてもやむを得ない状況となっていると言える。
もちろん、日本において、プラシーボを対照としたコレステロール低下剤の総死亡への効果が確認されていないのは、危険因子のある人でも同様である。


■4.基本的な行動方針と検討基本的な問題点を把握し、日本動脈硬化学会、製薬会社、厚生労働省医薬局安全対策課に対して意見書を提出する。


■5.具体的な取り組みと今後の課題

2001年8月に実施した夏期合宿において、集中討論を行い、2001年11月4日の公開会議でとりあげ検討し、上記の問題点を確認した。

その上で、2002年3月に要望書(意見書)を提出すべく、準備していたが、総コレステロール値220mg/dL超を高脂血症とする診断基準を日本動脈硬化学会は採用することを決定した。この状況に対する行動が必要な状況となっている(なお、NPO医薬ビジランスセンターおよび医薬品・治療研究会の要望書は、2002年1月31日動脈硬化学会に対して提出され、馬淵委員長個人からの返事に対して、再度意見書が提出されたが、それに対する返事はなく、240mg/dLに引き上げるという2001年当初の案も撤回される結果に終わった)。

薬害オンブズパースン会議
http://www.yakugai.gr.jp/inve/fileview.php?id=52


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高コレステロールは血管障害の原因なのか、それとも結果なのかという 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時48分42秒   返信・引用

 最近の米国の医学界では高コレステロールは血管障害の原因なのか、それとも結果なのかという論争が行われている。

 コレステロール自体は体の細胞をつくる材料であり、またホルモンの原料になることなどから人間の体には必要不可欠なものだが、高コレステロールは、動脈硬化や心筋梗塞など致命的な病気の原因であるとされてきた。

 血管障害で亡くなった人を解剖してみると血管にコレステロールがべったりと付着していることが多いので、それを見た当時の医学者達が「コレステロールが元凶だ」と疑いもせずに決めつけて、そのまま現在に至っているわけだ。

 インターネットで調べてみると、高コレステロールは本当は血管障害の結果であり、原因ではないという主張の論文が数多く発表されている。

 また、LDLコレステロールは悪玉で、HDLコレステロールは善玉という区別も根拠がないという意見もある。

 これらの主張によると、「血管にコレステロールが付着するのは、何らかの理由で血管が破れやすい状態になって、それを防ごうとする人体の合理的反応の結果、コレステロールが付着する、つまり高コレステロールは原因ではなく結果である」のだそうだ。

 それが証拠には、静脈は脈動することがないから破裂の危険性も小さく、したがってコレステロールが血管壁増強のために付着する必要がないから付着しない。

 動脈の場合には血管の分岐点などの破れ易い個所に特に重点的に付着する。

 ただし限度を越えて付着しすぎると血管障害を起こすから、適度に付着して増強するのが良いのだそうだ。原因がなくなれば自然にコレステロールは消滅するそうだ。

 したがって、コレステロール低下剤を服用するのは自殺行為であるとのこと。付着が限度を越えないようにバランスを保つ薬があれば一番良いのだろう。

 いずれにしてもコレステロールが付着するのは何らかの血管障害があるからであり、問題があるのだが、元凶がコレステロールであるというのは大きな間違いであるというわけだ。

 そういえば、沖縄県では男女とも日本一平均寿命が長いが、豚肉を多食するせいかコレステロール値が300を超える高齢のご老人が沢山いらっしゃる。しかし皆健康でピンピンしておられる由。

 米国の医学界では、この問題はまだ決着がついていない。

 筆者は30年ほど前からコレステロールが250から時には300を越えることがあり、高コレステロール症と診断されてきた。しかし、何の自覚症状もなく日常生活には全く差し支えはないし、何よりも血圧も正常である。

 しかし健康診断をする度に医者からは今にも倒れて死んでも不思議はないようなことをいって脅かされる。しかし筆者は、「個人差の問題もあるのではないか」といって抵抗し続けている。

 少なくともこの論争の決着がつくまで、コレステロール低下剤の服用は控えるつもりだ。かわりに沖縄産のウコン(=ターメリック)を毎朝服用している。かかりつけの医者からは、どうしようもない頑固者と思われているようだ。

http://www.glocom.ac.jp/project/chijo/2001_09/2001_09_25.html


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コレステロール低下剤の問題点 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時47分30秒   返信・引用

コレステロール低下剤の問題点

     薬害オンブズパースン 加藤純二

 コレステロール低下剤は、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)を予防するため投与されているが、日本人、特に日本人女性に対する効果は全く証明されていない。

 エビデンスは虚血性心疾患の既往歴がある白人中年男性での再発予防効果であり、既往歴のない白人中年男性での発症予防効果は2論文、そのうち寿命延長効果は1論文で証明されたにすぎない。

 心筋梗塞による死亡率が米英の約5分の1という我国では、予防効果はがんなどの増加で帳消しになり、寿命は延長するどころか短縮している可能性の方がずっと高い。

 事実、スタチン類の一つ、シンバスタチン(商品名:リポバス)の日本における臨床試験の結果が最近発表されたが、コレステロ-ル値を200以下に下げると、かえって死亡率が上昇することが明らかにされた。


 病気とされるコレステロールの境界値はここ30年の間に徐々に下げられ、かつては250〜260mg/dl以上だったのが、日本動脈硬化学会は平成元年以降、220以上を境界値、つまり病気とした。

 一方、日本人の平均コレステロール値は徐々に上昇し、「高コレステロール血症」とされる人が急増した。

 当然、コレステロール低下剤の使用量も急増、中でもスタチン類と呼ばれる医薬品の代表格・プラバスタチン(商品名:メバロチン)は、日本における保険薬の売上げトップとなり(1999年1850億円)、スタチン類の総売上げは5品目で2800億円となった。


http://www.yakugai.gr.jp/bulletin/rep.php?id=157


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ビッグマック 20個 くださーい 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時45分48秒   返信・引用  編集済

下のリストを作った浜六郎医師など コレステ低下剤の乱用禁止を訴える医者がいて
220基準は誤りだ 基準の数字が低すぎる 350くらいでいい」と主張してる

  読売新聞が最近 これを積極的に取り上げて問題提起している

それに対して「現状220のままで問題なし」と主張する医者もいる
たぶんコレステ220基準を作った 動脈硬化学会の医者だろー

問題はそれ以外の大多数の医者で コレステ220基準の背景を詳しく知らない人もいる
それで220マニュアルを鵜呑みにして 何の悪気もなく低下剤を処方してるかも

  マックのお店に一人で行って「ビッグマック20個くださーい」と言ったら
  ねーちゃんが「店内ですかー? お持ち帰りですかー?」と聞くよーなもの
  マニュアル馬鹿め!  店内で20個も食えないっつーの!

読売新聞が騒ぎ始めているので 動脈硬化学会も「こりゃまずい」と思ったのか
あわてて基準の見直しを始めているみたいだが まだ結論は出ていない

うっかり基準の数字を変えると これまでの責任が問題になるので
身動きとれずかも (^_^;)


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コレステ低下剤(2) 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時42分25秒   返信・引用  編集済

コレステ低下剤(2)



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コレステ低下剤(1) 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時40分55秒   返信・引用  編集済

コレステ低下剤(1)

データソース:浜六郎『コレステロールに薬はいらない!

Xが一番危険で 次がXK 最後がCKなんだろなー

表をクリックして大きくして見てね (^_^;)

(注)赤い下線は 友人が今飲んでいる薬です 深い意味はありません



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コレステロールは 高いほうが 長生きする 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時39分47秒   返信・引用

コレステロールは 高いほうが 長生きする

 筆者は中年からコレステロールが高かったためこの疾患に関心を持ち、これまでコレステロールなんか怖くない!(69話)、コレステロールは高めがいい!(129話)、まだ低い高脂血症境界値!(134話)、高脂血症のリスクとクスリのリスク!(140話)と四つ話題を提供してきました。今回の「コレステロールは高いほうが長生きする」は、筆者がつけた題名ではありません。ある脂質代謝の臨床研究医が自戒をこめた告白の書の題名なのです。

 この本を入手した数日後(2003.11.22)、たまたま、筆者に集団検診結果を伝えるつたえるメールがとどきました。内容は「総コレステロール284 中性脂肪128 HDLコレステロール81。以上の結果、治療が必要です。専門医の診察をお勧めします。」というものでした。

 実は筆者の長年の主治医は告白・告発の書を書かれた先生で、コレステロール値の推移は充分承知しておられます。改めて結果を申し上げたところ、「血圧も血糖値も正常、HDLも充分高く、これから計算されるLDL値(178)は適当な範囲内にあり、これまで通り「治療の必要なし」というご返事でした。このようなことを堂々と主張される臨床医が今、日本に何人おられるでしょうか!そこで頂いた著書の概要を紹介させて頂きます。

 「コレステロールは高いほうが長生きする」富山医薬大教授・浜崎智仁著、エール出版社2003年11月15日発行

 はじめに コレステロールというと、生活習慣病の真っ先に出てくる低く抑えたい数字として有名です。低くしたいなら、できるだけその摂取を控えた方がいいということになり、血清中のコレステロール値の高い人は、コレステロールを多く含んでいる食品を制限するよう指導されています。

 ところが、日本にはコレステロール摂取を減らした方がよいなどというデータは、今まで存在していないのです。たとえば卵の摂取制限で動脈硬化が予防できるなどというデータは存在しないと考えてよいのです(世界的にも同様です)。

 さらに、血清コレステロール値と総死亡との関係について、日本での大規模疫学調査がいくつか発表されるようになり、総死亡率から考えると、血清コレステロール値が低いことは危険因子であることが判明してきました。コレステロールが低いと死にやすいということです。

 この本は今までのコレステロール一本槍の考え方、さらにそこから発展するコレステロールの摂取制限に対して、また高コレステロール血症治療薬のエースであるスタチン類につき再考を促すものです。動脈硬化学会が高脂血症(特に高コレステロール血症)について今までに出した二つのガイドラインについても、いくつかの問題点を指摘しました。

 この本は結論として、血清コレステロールが260mg/dlまでは決して総死亡率が高くなく、コレステロールが240〜260の人を治療するのは、一番死ににくい人達を治療するという社会医学的に矛盾に満ちたことをしていることを示しています。これを是正するだけで年間二千億円以上の医療費を削減することができるでしょう。

 以上が序文の前半です。この本は四部からなり、一部「コレステロールは高いほうが死ににくい」、二部「危ない!高コレステロール血症の食事療法」、三部「コレステロール低下薬スタチン類研究の日本でのお寒い現状」、四部「やっぱり危ない。日本人のコレステロール常識と健康常識」で、通しで十七章から成っています。各章の表題で、特に注目したものに3章「コレステロールの危険性を強調した非科学的データがなぜ一人歩きしたのか」があり、非科学的なデータを検証できなかったのは著者を含む研究者の怠慢と決め付けておられます。

 また4章では「コレステロールを減らす食事療法は心筋梗塞を増やすことがある」と、これまでの常識を覆す内容があり、五章では「良いと言われてきたリノール酸の危険性について」説かれています。15章では「高齢者と女性は高コレステロールの治療が不要な理由」が挙げられており、筆者の高コレステロール血症も治療の必要の無いことがよくわかりました。何よりも眼を引いたのは16章{「コレステロールは危険」常識の弊害}日本では長期のコレステロールの二重盲験試験がなぜできないかでした。日本で行なわれた大規模な臨床試験(通称J-LIT)でも薬物を投与しない、あるいはプラセボーを長年飲まされていた対象者が居なかったのです。ですから薬を飲まなかったら、どれほどの死者が出たのか知る由もありません。おそらく薬を飲んだ人達より少なかったでしょう。

 本書はこれまで国内外で行なわれてきた臨床試験のデータが全てグラフ化されて豊富に掲載されており、薬理作用や、結果の評価についても解説されているので、一般の方々には啓蒙書であると同時に、医療者にとっても大変参考になる内容です。

 さて治療の現状はどうでしょう。2003年12月10日の読売新聞に<高脂血症の予防と治療>「新世紀を生きるー医療ルネッサンス仙台フォーラム」の詳細が掲載されておりました。講演で脂質代謝の第一人者、元・防衛医大教授中村治夫先生は「動脈硬化学会は高脂血症の診断基準を総コレステロール220以上、悪玉(LDL)コレステロール140以上、善玉(HDL)コレステロール40未満、中性脂肪150以上としており、さらに糖尿病や高血圧、喫煙など動脈硬化を進行させる危険因子を持っている場合には、治療の目標値はもっと低く設定される」と述べておられます。この基準を適応すると、40歳以上の日本人の三・四割は高脂血症と診断される!そうです。

 筆者のように総コレステロールが280を越す場合ならともかく、220〜260の値の人たちが死亡率が最も低いと言う大規模臨床試験(J-LIT)結果が、最近我が国で出ているにも拘わらず、相変わらずこのような診断基準がまかり通っているのは摩訶不思議と言わざるをえません。

 人間の体は本来大変複雑な酵素反応の塊です。例えば油症と乾燥肌の人の定量的生理機能を違いを述べた報告を筆者は知りません。このような多次元の現象を、単純な物差し(数値)で線を引き、健常人と病人に区別することは誤りであると、常識人なら誰もが考えるのに、なぜこのような診断基準が相変わらずまかり通るのでしょう。これには科学の仮面を被った営利と言う魔物が学会に乗り移っており、その仕業と考えざるをえません。年間に何千億円という医薬品費が、治療の必要のない人達を患者に仕立て上げることで、浪費されているのです。 これでは近頃はやりの「おれおれ詐欺」や「振り込め詐欺」を笑えません。

追補1 : 2005年2月20日の読売新聞に「コレステロール やや高めが長生き? 脳卒中など少なく低死亡率」と言う記事が掲載されておりました。大阪府守口市で1997年度に健康診断を受けた住民約16,000人を五年間にわたって調べたところ、男性の場合、コレステロールの高い人の方が死亡率が低く、男女合わせると、糖尿病の患者や喫煙者は、そうでない人に比べ死亡率が高いが、高コレステロール血症の人はかえって死亡率が小さかったそうです。福井市や大阪八尾市でも同様な調査があるそうです。現在の基準は米国の結果そのもですが、東海大の大櫛先生は全国の健康診断受診者約70万人のデータから健康的な集団の95%の人が収まる範囲の上限値を算出し、「中高年の場合、男性は260台、女性では280台とすることが妥当」で逆に若い年代では「低めが望ましい」と述べておられます。

 コレステロールの基準値に疑問が投げかけられて5年。この間に抗高脂血症薬を呑み続けた健常者は、国内の疫学調査に無関心な学会と企業に、医療費の返還を求めるべきかも知れません。

関連する話題

第六十九話 コレステロールなんか怖くない!

第百二十九話 コレステロールは高目がいい!

第百三十四話 まだ低い高脂血症境界値!

第百四十話 高脂血症のリスクとクスリのリスク

http://www2.incl.ne.jp/~horikosi/No198.htm

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        どーも 基準値220は マユツバ臭いなー (^_^;)


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コレステロール やや高めが長生き? 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時38分7秒   返信・引用

コレステロール やや高めが長生き?

◆脳卒中など少なく低死亡率

 コレステロールが高いと心筋梗塞(こうそく)になりやすいとされ、数値を気にしている人は多い。だが、やや高めの方が脳卒中などが少なく、かえって長生きできることを示すデータも相次いでいる。

 大阪府守口市で、1997年度に健康診断を受けた住民約1万6000人を5年間にわたって調べたところ、男性の場合、コレステロール値の高い人の方が死亡率は低かった(グラフ1)。男女あわせると、糖尿病の患者や喫煙者は、そうでない人に比べ死亡率が高かった一方、高コレステロール血症の人は、かえって死亡の危険が小さかったのだ。

 調査をまとめた守口市民保健センター保健総長で循環器専門医の辻久子さんは「コレステロール値の高い人の場合、守口市では脳卒中が少なかったため、死亡率が低いと考えられる」と説明。「心筋梗塞の予防のためコレステロールを下げる治療は、既に心筋梗塞を起こして再発の恐れがあるなど発症の可能性が高い人に限定して行うべきだ」と指摘する。

 福井市や大阪府八尾市でも、コレステロールの高い人にがんが少なく、死亡率が低いとの調査がある。

心筋梗塞経験者は注意

 現在の基準値は、米国での調査で、コレステロール値220以上の場合に心筋梗塞が多かった、との結果が基になっている。だが、これは3、40歳代の男性のデータで、女性や50歳以上の男性では、心筋梗塞が増えるのは数値が280程度以上の場合だった。

 そこで大櫛さんは、全国の健診受診者約70万人のデータから、健康的な集団の95%の人が収まる範囲の上限値を算出した。これを高コレステロールの基準値とし、「中高年の場合、男性は260台、女性では280台とすることが妥当」だという。現行基準に比べ、かなり高めだ。逆に若い年代では、数値は低めが望ましい(グラフ2)。昨年、日本総合健診医学会で発表した。

 大櫛さんによると、治療が必要なのは▽遺伝的な要因でコレステロール値が高い家族性高コレステロール血症の患者▽心筋梗塞や脳梗塞の病歴がある人▽新たに算出した基準値に近い状態が数年続き、高血圧や糖尿病、喫煙などの要因を持つ人――だという。

総合判断伴う治療が大切

 日本動脈硬化学会は診療指針の改訂を進めている。改訂委員長の帝京大内科教授、寺本民生さんに聞いた。

 ――改訂のポイントは?

 現在の指針は英語に訳す時に日本語特有のあいまいさがあり、これをなくすことが目的。基準値の変更はしないと思う。

 ――日本より心筋梗塞の多い米国で、高コレステロールの基準値は240と高く設定されています。

 米国は国民の平均コレステロール値の低下によって心筋梗塞が減っている。日本は逆に数値が上昇傾向にあり、基準値を同一にする必要はない。

 ――中高年女性の半数以上が高コレステロールとされる点はどうですか。

 そこは問題で、基準値を男女で分けるべきだという議論もある。しかし、根拠となるデータが少ない。

 ――単にコレステロール値が高いからと薬を処方する医師もいます。

 残念ながら一部にそういう場合もあるようだ。高コレステロールに特に注意が必要なのは3、40歳代の男性で、心筋梗塞の要因とされる中性脂肪が高い人や、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールが低い人が多い。糖尿病、高血圧など様々な要素を総合判断して治療してほしい。

◇メモ◇

コレステロールと健康についての最新データは「コレステロール常識 ウソ・ホント」(田中秀一著、講談社ブルーバックス)に詳しい。

コレステロール  脂質の一種で、細胞膜やホルモンの材料として人体に欠かせない。多すぎると血管の壁にたまり、血管がもろくなったり詰まったりする動脈硬化を起こし心筋梗塞につながるとされてきた。逆に少ないと、がんや脳出血になりやすいと言われる。

   (2005年2月20日 読売新聞)



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コレステロール 投稿者:小杉(^_^;) 投稿日:2006年 9月23日(土)04時36分49秒   返信・引用  編集済

去年の血液検査で 総コレステロール値が一時 270を超えた

医者が「このまま下がらないよーなら低下剤を飲みましょーかねー」と言う
それで低下剤について調べた

コレステロールの基準値 220とか どーもウサン臭いなー
科学的根拠が弱いんじゃないかなー

基準値の数字を少〜し下げるだけで
コレステロール低下剤の需要が数倍にふくらむぞー(下図参照)

その後 3か月に1回 血液検査をしているが
コレステ値は 250〜260をフラフラしてる

 (^_^;)








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