16日夜、札幌で爆発があったあと、火が出ました。

消防などによりますと火はまだ消えておらず、周辺にはガラスなどが割れて散乱していて、けが人が複数いるということです。

16日午後8時半すぎ、札幌市豊平区平岸3条8丁目の国道に面した「居酒屋 海さくら」で大きな爆発があったと消防に通報がありました。

午後9時ごろNHKが撮影した映像では、爆発した建物のあたりから激しい炎があがっているのがわかります。

また、建物も崩れて大きく傾いています。

消防が現在、消火活動を行っていますが、今も激しく煙が立ち上り、周辺には割れたガラスなどが散乱しています。

警察や消防によりますと、この爆発によってけが人が複数いるということで、現場ではけがをした人が次々と運び出されています。

近所に住む24歳の男性は

「近くを歩いていたら白い煙が出ていてびっくりしました」

と話していました。

現場は札幌市の中心部から南東に3キロほどで、地下鉄の平岸駅に近く、住宅や飲食店などが建ち並ぶ地域で、国道453号線に面した場所です。

爆発があった飲食店の近くにある別の飲食店の店員は、

「2軒隣の居酒屋から、ドーンとものすごい爆発音がした。爆発で、自分の働いている店舗の窓ガラスも割れた。現場ではけが人がたくさんいるようだ」

と話していました。











爆発直後の様子 読者が撮影